キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準【ちびっ子と一緒に】シリーズ
- Famisiaとは?
- Famisiaが施設をレビューする際の基準と見るポイント
- 新規性・教育的意義・非日常体験はあまり評価しない
- スポットへのアクセス
- 育児関連の設備回りの状況
- トイレの数と場所
- スポット内の動きやすさ
- ベビーカーのレンタルとバーギースペース
- 休憩できる場所の有無
- ちびっ子の体力を消耗できるか
- お財布への優しさ
- 施設自体の利用料金
- 駐車場代
- ガチャガチャの数と密度と場所
- 【補足】ガチャガチャについての追加説明
- 【ちびっ子と一緒に】シリーズのレビュー記事(2023年5月19日更新)
キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準【ちびっ子と一緒に】シリーズ
Famisiaとは?
Famisiaとは、「ファミリーのしあわせ」の造語で、ファミシアと読みます。
「家族の幸せ」をあえて厳密的に考えるならば、それは
- 子ども(ちびっ子含む)
- ママ(妊婦さん含む)
- パパ
などのファミリー構成員の皆がそれぞれ「幸せ」を感じるだけでなく、「一緒にいるからこそ幸せを感じる」という部分を見出している状態でありましょう。
Famisiaが施設をレビューする際の基準と見るポイント
そのため、Famisiaが遊びスポットを評価する時は、
- ママ(妊婦さんを含む)
- キッズ(ちびっ子含む)
- パパ
- ファミリー全員
が楽しめるスポットであるかどうかを基準としており、
以下のポイントで評価することになります。
新規性・教育的意義・非日常体験はあまり評価しない
その施設で体験できる内容が、
- 目新しいものか
- 非日常的か
- 遊びの教育的意義はあるか
で評価していますが、Famisiaではこれらの評価ポイントをさほど重視していません。
というもの、Famisiaが考える「ファミリーのしあわせ」との関連性が薄いからです。
「家族が一緒にいるからこそ幸せ」を感じるために、非日常である必要性も、目新しい体験である必要性もありません。
日常的に何度も繰り返されていることからも、幸せを感じられるようになること自体が、最上級の幸せであると言っても過言ではありません。
また、遊びの教育的意義はプラスアルファ的に考えるべきであり、あるに越したことはありませんが、なくても不幸にはなりませんし、遊びは遊びであるべきという考え方もあります。
スポットへのアクセス
ファミリー構成によって移動すること自体がチャレンジングな場合は結構ありますので、
交通手段も含め、スポットへのアクセスはストレスなくできるか、を一つの評価基準としています。
例えば、車がないと行けないようなスポットや駐車場が遠い施設だと評価は下がります。
一方でターミナル駅から乗り換えなしで行けたり、駅近ですと、評価が上がります。
育児関連の設備回りの状況
ベビールーム、おむつ交換ルーム、授乳室、オムツ替えコーナーなどが、
完備されているかどうか
だけではなく、
これらは
- ストレスなく利用できるほど広いか
- ストレスなく利用できるほと綺麗か
のように、
広さと清潔さも評価されるに加えて、
- 給湯器
- 電子レンジ
- ベビー用体重計
が揃えているかどうかも評価されます。
なお、これらの設備がない場合は、
その代わりに、
「だれでもトイレ(多目的/多機能)トイレ」を、
広さと清潔さで評価しています。
トイレの数と場所
トイレの設置数や設置場所も評価されます。
とりわけ子宮が圧迫されトイレが近くなるマタニティの方(出産後も)は、
トイレの数が少なかったり設置場所が遠かったりするようなスポットにいると、全く楽しめなくなります
スポット内の動きやすさ
- 階段は多いか
- エレベーターはあるか
- スポット内の地面は平たいか
などをもとに、
その施設では、
- ベビーカーでストレスなく移動できるか
- 妊婦さんが安心にストレスなく移動できるか
がポイントとなります。
ベビーカーのレンタルとバーギースペース
ちびっ子とのお出かけはベビーカーが必要な場面も多いですが、常に必要なわけでもないので、ベビーカーのレンタルが出来たり、バーギースペースがあったりすると、状況に合わせてベビーカーの利用を自由自在に決められます。
スポットまではベビーカーなしで移動したいが、スポット内ではベビーカーを利用したいケースもあれば、
逆に、スポットまでへの移動はベビーカーが必要だが、スポット内ではベビーカーは不要というケースもあります。
また、ベビーカーのレンタルとバーギースペースに関する情報が事前にネットなどで知りうるかどうかも重要な評価ポイントになります。
休憩できる場所の有無
全てのスポットではありませんが、例えばテーマパークなどのように、滞在時間が長く、しかも歩く時間も長いスポットでは、
ママさんや妊婦さんとちびっ子たちが休憩できる場所の有無も重要な評価ポイントとなります。
ちびっ子の体力を消耗できるか
ちびっ子の体力を消耗させるがためにスポットを利用するシーンは限定的ではあるものの、体を動かすこと自体は「善」であり、また、ちびっ子がぐっすり眠れることも、大人を含めた全員の幸せであることから、Famisiaがスポットをレビューする際は、ちびっ子の体力を消耗できるかどうかをそれなりに重視しています。。
お財布への優しさ
もちろん費用を一切に気にしない家庭もあるでしょうが、それぞれにはぞれぞれの経済事情があるし、コスパが高いのに越したことはありませんので、
分母である費用を小さくすることを目的に、「お財布への優しさ」を主に以下の観点からレビューしています。
施設自体の利用料金
スポットの利用料金そのものを含め、割引制度、無料で利用できる年齢層の設定などをも評価しています。
駐車場代
駐車時間をいちいち気にしなければならないと、楽しめなくなりますので、
- (提携含む)駐車場の有無
- 駐車場の料金体系
- 割引制度
- 無料時間
などを評価しています。
例えば、駐車時間無制限のショッピングモールの場合は当然に評価が上がりますし、
逆に、割引制度を設けていないことは評価を押し下げる要因になります。
なお、交通費も無視できない費用の一つであり、予算のうち交通費が大半を占めてしまうとコスパは確実に下がってしまいますが、
施設までにどれぐらいの交通費が掛かるかは、出発地によって大きく異なりますので、絶対的に評価することはナンセンスです。
ガチャガチャの数と密度と場所
Famisiaでは、場合によってガチャガチャは敵に見なしていますので、
- ガチャガチャの数
- ガチャガチャが設置されている場所
- スポット内のガチャガチャの密度
を厳しく評価しています。
その理由は、最後の【補足】で説明します。
【補足】ガチャガチャについての追加説明
ガチャガチャの森のようなガチャガチャ専門店などは別です。
ガチャを回すこと自体がそのスポットの提供価値であり、
ガチャを回すことを目的に、そのスポットを訪ねるからです。
お店や施設に関連するグッズのガチャも、もちろん別です。
それが商品・サービスの一部であり、
販売方法のバリエーションに過ぎないからです。
しかし、Famisiaが敵対視しているのは、
意味不明な場所に現れてくるガチャガチャです。
例えば、ファミレスのレジの近くに設置されているやつらです。
(そのファミレスの公式キャラクターのガチャなら別だが)
ガチャガチャそのものを否定するわけではなく、ちびっ子が喜べば、我々も喜ぶので、
それがまさにFamisiaが定義する「ファミリーの幸せ」です。
しかし、家庭の経済事情はそれぞれ異なります。
1回100円のガチャすら家計を圧迫してしまうケースもあります。
ちびっ子がガッチャを回したいと言い出した時点から、
ガッチャを回しても不幸になります。
なぜならば、家計が圧迫されるからです。
しかし、回さなくても不幸になります。
なぜならば、ちびっ子がガッカリするからです。
ゆえに、
ガチャを回しても回しなくても不幸になる
というジレンマを抱かせるガチャガチャを、Famisiaは敵だと考えています。
スポット側も商売なので、ガチャを全く置くなと主張しているわけではありません。
ただ、最低限の配慮は必要でしょう。
例えば、ちょっとだけなら、我々も回避することに努めるし、何なら「1回だけだよ」という交渉の余地も生まれます。
しかし、ガチャガチャが入口を塞ぐように大量に設置された場合、我々は逃げるすべがありません。
程度の差こそあれ、このような半強制的な状態はファミリーを不幸にするのであります。