この記事は、

• 子連れのファミリー
• 妊婦さん

向けに、

• 妊婦さんが楽しめるスポット
• キッズが楽しめるスポット
• ファミリーが楽しめるスポット

であるかどうかの視点から、

レゴランド・ジャパン

をレビューしています。

なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。

レゴランド・ジャパンの基本情報

アクセスは電車か車が良好

車でも、電車でもアクセスしやすいので、出発地と家族の年齢を考慮して、どちらの交通手段を利用するか選択すると良いでしょう。

中部国際空港からバスも出ていますが、運休しているときがあるので、必ず事前確認が必要です。

関西、関東など各方面からパークチケット付きのバスも出ていますが、長距離の移動になるので、妊婦さんや小さなお子様には不向きかもしれません。

名古屋駅まで来てしまえば電車がスムーズ

電車の場合、名古屋駅から最寄りの「金城ふ頭駅」まで、乗り換えなしで24分。

土日に限り「金城ふ頭駅」までノンストップ電車が走っているので、名古屋駅から17分で到着できます。

駅からレゴランド入口までは徒歩10分程度で、アクセス良好です。

車の場合は専用駐車場がない

伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」出口を降りたらすぐですが、専用駐車場がないので、近隣の有料駐車場に駐車することになります。

公式ホームページでも案内されている「金城ふ頭駐車場」が施設に近くおすすめ。

「名港中央IC」を降りたあと、道路の青いライン上を進むと、駐車場まで一本道なので初めての方でも迷いません。

駐車料金は60分500円、平日は最大1,000円、休日は最大1,500円。

レゴランドの滞在が60分以内ということはあまりないと思うので、最大料金と考えて問題ないでしょう。

レゴランドへの連絡通路がある

「金城ふ頭駐車場」は立体駐車場になっており、3階にレゴランドへの連絡通路があります。

3階の奥の方に駐車すると、連絡通路に近く便利です。

ただし、駐車するのはレゴランド利用客だけではないので、混雑することも。

もし3階が満車で他の階を案内されても、階段とエレベータが完備されているので、スムーズに移動できます。

駐車場にはとても綺麗なトイレと自動販売機も完備されています。

お子様や妊婦さんはここでトイレに行っておくと、入場後にトイレを探してバタバタすることがなく安心です。

小さなお子様連れの方は、ベビーカーでの移動が便利です。

通路はかなり広く、段差が一切ありません。

滑り台の誘惑に注意

駐車場からも駅からも、同じ道を通ってレゴランドへ向かいます。

連絡通路を抜けると、1階に降りるための「階段」、「スロープ」「エレベータ」と移動手段が3種類。

子供たちはおそらく滑り台を選ぶと思うので、ここで永遠に滑り台のループにハマらないように気をつけましょう。

せっかくレゴランドに来たのに滞在時間が短くなってしまいます。

メイカーズピアでの寄り道に注意

レゴランド入口の少し手前に「メイカーズピア」と呼ばれる、飲食店やもの作り体験ができる商業施設があります。

ジブリやポケモンなど子供に人気のあるアニメのジグソーパズルのお店やシルバニアファミリーの専門店。

また、食品サンプル作りなど楽しそうな体験教室が目に入ってくる、誘惑いっぱいのエリアです。

レゴランドでしっかり時間を使いたい方は、サーっと通り抜けるようにしましょう。

正規料金だと高いチケット

3～12歳は子供用、13歳以上は大人用チケットが必要です。

ピーク期（土日祝など）とオフピークで値段が異なるので、レゴランドのカレンダーで行く日程がどの時期にあたるのか確認しておきましょう。

ピーク期の大人は7,100円、子供は4,600円。

オフピーク期の大人は5,100円、子供は3,800円。

パスポートは7日前までの購入がお得

正規料金よりお得に購入するには、早めの購入が必須です。

ピーク期は大人、2～6日前購入で6,400円（10％OFF）→7日前購入で5,700円(20％OFF)。

子供は2～6日前購入で4,200円（10％OFF）→7日前購入で3,700円（20％OFF）。

オフピークは大人、2～6日前購入で4,900円（5％OFF）→7日前購入で4,600円(10％OFF)。

子供は2～6日前購入で3,600円（5％OFF）→7日前購入で3,400円（10％OFF）。

オフピークに行く計画を立て、7日前に購入しておくと、お得に入場できます。

パーク内は飲食物の持ち込み禁止

入場前に手荷物の確認検査があります。

原則としてビン、缶類の飲料、アルコールは持ち込み禁止となります。

500ml程度のペットボトルと水筒は持ち込み可能。

パーク内にも飲み物の自動販売機が所々に設置されていますが、通常より価格が高いです。

また、弁当、おにぎり、お菓子の持ち込みも禁止されています。

お昼ごはんはパーク内のレストランやショップで購入することになります。

レゴポテト（500円）やブロックの形をしたハンバーガーとポテトのセット（1,700円）など、レゴランドならではの食べ物もあるので、楽しみの1つにはなりますが、お値段はそれなりにするので、食事代も予算にしっかり入れておきましょう。

離乳食、食物アレルギーのある方は、お弁当の持ち込みが可能です。

パーク内のレストランで、低アレルゲンメニューの提供もあります。

ベビーカーはパーク内でレンタルできる

生後1ヵ月～4歳（体重18㎏以下）のお子様が対象で、1台1,000円（税込）。

パーク内はベビーカーでの移動もスムーズです。

また、各アトラクション付近にはベビーカー置き場も設置されています。

アトラクションを楽しんでいる間はベビーカーから目を離す時間も長くなるので、貴重品は必ず手荷物にしましょう。

ロッカー完備！ただし高い！！

入口に入って右手に1分ほど歩くとカラフルなレゴロッカーがあります。

大きな荷物やお土産を買って荷物が多くなったときは、ロッカーを使用すると身軽に動けます。

ただしロッカーの使用は有料で大型800円、中型600円、小型400円と、決して安くはないので要注意。

子供も使用しやすく、トイレが充実

パーク内はどのエリアにいても、わりと近くにトイレがあるので、妊婦さんや小さな子供も安心して過ごせます。

女性用トイレにはオムツ交換台があり、ファミリートイレも多数あるので、パパにオムツ替えをお願いすることもできます。

清掃もきちんとされていて、施設がまだ新しいこともあり、とても綺麗で、広さも十分にあります。

子供用サイズの手洗い場も完備されているので、小さなお子様も使用しやすいです。

赤ちゃん連れに優しいベビールーム

赤ちゃん連れにはパーク奥のレゴ・シティ内にある「デュプロ ベイビーケア」がおすすめ。

冷暖房完備で、オムツ替え台や授乳室、レストルームがあり、ママもゆっくり過ごせます。

シンクが2つと調乳用温水器があるのでミルクも作れます。

レンジが置いてあり、離乳食を温めることも可能です。

また子供が遊べるキッズスペースが用意されているので、ママが授乳している間に上の子はパパとキッズスペースで遊びながら待つことができます。

ここ以外にファクトリーエリアのロッカールームにも授乳室が3室あります。

ワークショップは早めの予約が必須

3歳から大人まで楽しめるレゴブロックを使ったワークショップが3ヵ所で開催されています。

シーズンごとに内容も変わるので、要チェック！！

参加は人数制限があり、当日の先着予約となるので、パークに入場したら最初に確認しておきましょう。

ちびっ子はアトラクションが限定される

身長制限を設けているアトラクションもあり、90㎝以下だと利用できない乗り物が多くあります。

身長が足りずアトラクションにあまり乗れなくても、チケット代は年齢に応じてかかってくるので、何となく損している気分になってしまいますよね。

乳幼児には屋根付きの遊び場が最適

「デュプロ・プレイ」という遊び場が、アトラクションに乗れない小さな子供にはおすすめ。

地面がふわふわで転んでも大きなケガをしないようになっています。

滑り台やシーソー、小さな家などがあり、子供がデュプロの世界を安全に楽しめます。

小さな子供でも乗れる汽車も走っていますよ。

妊婦さんがちょっと休憩したい時にも最適な場所です。

ちびっこの体力消耗には十分

パークは1日で十分に回り切れる大きさです。

アトラクションの他に大きな遊具も充実しているので、子供はしっかり体力を消耗できます。

ただし、アトラクションは緩めのものが多く、高学年になると楽しめるものが少ないと感じるかもしれません。

パークで充実した時間を過ごすには乳幼児～低学年のお子様が最適です。

お土産は限定品がおすすめ

各ショップには様々なレゴブロックやキーホルダー、レゴグッズが販売されています。

見ていると大人も子供も予定外に欲しくなってしまいます。

ただ、どれも正規料金での販売なので、実際にはAmazonやおもちゃ屋さんの割引き商品の方が安いことが多いので要注意。

せっかくなら、ここでしか買えない限定商品の購入が、記念にもなるのでおすすめです。

まとめ：レゴランド・ジャパンの総合評価

妊婦さんは季節を考えて来場を

基本的には屋外で楽しむスポットのため、妊婦さんが1日過ごすには暑さ寒さが厳しいシーズンもあります。

所々にベンチがあるものの、日陰ではありません。

屋内のワークショップや小さな子供向けの屋根付きエリアを上手く活用して、休憩をとりながら楽しみましょう。

コストも含めしっかり計画を

パークの規模、アトラクションの充実度を考えると、チケット代は高めです。

また飲食物の持ち込みも原則不可なので、パーク内での出費もかさみます。

早めに計画してチケットの早割を使用する、飲み物は水筒で持参する、お土産の予算を決めておくなど、計画を立てておくことである程度は出費を抑えられます。

小さな子連れのファミリー向け

授乳室やトイレの充実、ベビーカーでもスムーズに移動できるといった点で、小さな子供連れの家族は1日満喫できるでしょう。

乳幼児～低学年のお子様がいるご家庭は、特に過ごしやすく、家族で楽しめるスポットです。