ちびっ子と一緒に!野毛山動物園【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】【横浜】【神奈川】
- 野毛山動物園の基本情報
- 街なかに近い 無料の動物園
- 駐車場からも上り坂 行きはバス利用が無難
- 入ってすぐに大人気のレッサーパンダ舎
- 奥まで進めばツキノワグマ・ペンギン・オグロワラビーに会える
- なかよし広場は予約が必要
- 休憩はひだまり広場がベスト
- トイレは古いが数はある。園内の段差には注意
- 野毛山公園もあわせれば1日遊べる
- 展望台まで足を伸ばせば横浜一望
- まとめ:横浜市立野毛山動物園の総合評価
- レッサーパンダもキリンもライオンも見られて無料!
- 移動のネックは駅からの急坂。園内も階段注意
- 動物園としては小さいけれど 公園もまわれば1日遊べる
ちびっ子と一緒に!野毛山動物園【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】【横浜】【神奈川】
この記事は、
- 子連れのファミリー
- 妊婦さん
向けに、
- 妊婦さんが楽しめるスポット
- キッズが楽しめるスポット
- ファミリーが楽しめるスポット
であるかどうかの視点から、
野毛山動物園
をレビューしています。
なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。
野毛山動物園の基本情報
街なかに近い 無料の動物園
横浜市には
- 野毛山動物園
- よこはま動物園ズーラシア
- 金沢動物園
と3つの動物園があります。
野毛山動物園はなかでもいちばん歴史が長く、2021年で70周年を迎えました。3つの中でもいちばん横浜中心地からアクセスしやすい場所にあり、しかも入園料は無料。昔から、多くの人に愛されている動物園です。横浜駅やみなとみらい方面からのアクセスも良く、買い物や街歩きとセットでも行けて、ファミリー向け散歩コースとして楽しめます。
「よこはま動物園ズーラシア」についての情報は、ちびっ子と一緒に!よこはま動物園ズーラシア【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】【横浜】【神奈川】をご参考ください。
駐車場からも上り坂 行きはバス利用が無難
名前の通り、小高い山の上にあります。公式ページでは京浜急行線「日ノ出町」駅から徒歩10分と出ますが、かなりの急坂を登るのでちびっ子連れや妊婦さんにはキツい道のりです。距離は短いけれど、軽い山登りというレベルですのでご注意を。
坂を避けるならバスで行くのがベスト。市営バス89系統で横浜駅か桜木町駅、または京浜急行日ノ出町駅近くから乗れます。おすすめは始発の横浜駅東口バスターミナルから。こちらからならたいてい座れますし、軽食や飲み物などを調達してから向かうにも便利です。バスは1時間に2〜4本と数が少ないので、事前に時刻表を確認しておきましょう。
車で行く場合は駐車場が坂の途中(横浜市中央図書館の隣)にあり、5分ほどですが急坂を登ります。そのうえ休日は30分300円最大料金なし。個人的には、車よりバスがオススメです!
帰りは下りなので、日ノ出町駅までなら徒歩で5分ちょっと、桜木町まででも20分ほどで歩けます。
入ってすぐに大人気のレッサーパンダ舎
入り口すぐに売店や記念写真の撮影スポットがあり、そこを抜けるとすぐにレッサーパンダがお出迎え。かなり人に馴れていて、可愛い姿を見せてくれるので大人も子どももアガります。
子どもに人気の昔の市電車両やチンパンジー舎も近くにあり、少し先でライオン、シマウマ、キリンを見ることができます。園内は段差が多いので、まだベビーカーのちびっ子連れなら、ほぼ平坦の道で行けるキリン舎や、その先のダチョウを見て引き返すというショートコースもアリです。
奥まで進めばツキノワグマ・ペンギン・オグロワラビーに会える
さらに奥に進むとツキノワグマやペンギン、カグーやオグロワラビーに会えます。この辺りは大きな池があり、新緑や紅葉のシーズンには散策するだけでも気持ち良い場所です。
少し大きなキッズには、かつてシロクマが住んでいた場所を自由に歩き回ることができる旧シロクマ舎が大人気。赤ちゃんを産む部屋をのぞいたり、柵の向こうのパパママに手を振ったりして楽しんでいます。
ちなみに、野毛山動物園では少しずつ動物が減っていて、少し前までいたトラも今はいません。会えると思って行ったのにいないと残念ですよね。現在会える動物は公式ページで確認できますよ<https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/animal/>。
なかよし広場は予約が必要
小動物とふれあえる「なかよし広場」はコロナ禍でしばらく中止していましたが、2022年9月現在、事前予約制という形で復活しています(毎日1回目のみは先着順)。1週間前の正午より、野毛山動物園の公式ページ<https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/service.php>から予約ができます。
その他のイベントとしては、なかよし広場やツキノワグマ舎などで、曜日によって午後の餌やりの時間をお食事タイムとして公開しています。動物たちはどんなものを食べているのか?ちびっ子だけではなく、大人も興味津々ですよね。休日にはたくさんの人だかりができています。
休憩はひだまり広場がベスト
休憩場所でいちばんのおすすめは、入り口から10分弱の場所にある「ひだまり広場」です。ここにある屋内のカフェには、ライオンのプレートやカグーのジェラートなど楽しいメニューの他に、大人向けにはビールやワインも!あるんです。段差をいかした芝生の広場なので、天気が良い日には屋外でお弁当を広げるにも良い場所です。
おむつ替えのできるトイレもこの場所にありますが、授乳室はこの広場ではなく入り口近くのバードケージの隣。徒歩数分ほどの距離ですがちょっと戻ることになります。授乳室内には離乳食の温めなどに使える電子レンジが設置されています。
園内の奥の方で休憩したい時には、ペンギン舎の近くにもベンチとテーブルのスペースがあります。こちらから授乳室へは階段を通って10分弱ほどかかります。
トイレは古いが数はある。園内の段差には注意
敷地がコンパクトな割にはトイレは5ヶ所設置されていて、数には困りません。けれども、屋外なりの古さと暗さがあるので、気になるキッズにはひだまり広場のトイレが使いやすいかもしれません。古さを気にしなければ、ペンギン舎の近くに子ども専用のトイレも設置されています。
傾斜地を利用した園内は、順路通りに回るには最後に必ず階段を通ることになるので、ベビーカーの場合は通れるルートをマップで確認しておきましょう。車いすルートの中に、よく見ると「急傾斜地」というマークもあり、この動物園ならではの配慮だなと思います。
野毛山公園もあわせれば1日遊べる
野毛山動物園は、ベビーカーで遠回りをしながら歩いても、半日程度で見て回れる広さです。
まだキッズの体力が余っているようならば、吊り橋の反対側へ渡って、野毛山公園を散策してみましょう。春には花見客で賑わう場所で、園内には大きな芝生広場もあるので、ボールやフリスビーなどを持参してもいいかも。公園の一番奥には、すべり台やブランコのある遊具広場もあります。
展望台まで足を伸ばせば横浜一望
公園内にある展望台は、2011年にリニューアルされてエレベーター付き。ベビーカーでも上まで昇って景色を楽しむことができます。それほど標高は高くないとはいえ、山の上の展望台からはみなとみらいの観覧車やベイブリッジなど、横浜の風景が一望できます。公園利用時のおむつ替えはこの展望台の多目的トイレが使えます。
まとめ:横浜市立野毛山動物園の総合評価
レッサーパンダもキリンもライオンも見られて無料!
野毛山動物園は、横浜駅や桜木町駅からバスで1本とアクセスが良く、街なかから歩いて行けるところにある無料の動物園です。人懐こいレッサーパンダがお出迎え、キリンやライオンも間近で見ることができます。
基本は交通費だけでそれなりに満足できる街なかの穴場スポットです。園内にはカフェやお土産売店もあります。
移動のネックは駅からの急坂。園内も階段注意
京浜急行線「日ノ出町」駅から徒歩10分と書かれていても、かなりの急坂を登るのでちびっ子連れや妊婦さんはご注意を。車で行く場合も駐車場は坂の下です!
坂を避けるならバスで行くのがベスト。バスには桜木町駅前からも乗れますが、横浜駅の東口バスターミナルからならたいてい座れるのでおすすめはこちら。本数が少ないので事前に時刻表を確認しておきましょう。
園内もいたる所に階段があるのでベビーカーは要注意。抱っこでの移動をメインで考えておいた方がストレスは少ないかも。
動物園としては小さいけれど 公園もまわれば1日遊べる
他の動物園と比べればかなりコンパクト。ベビーカーで遠回りをしながら歩いても、半日程度で見て回れる広さです。
まだキッズの体力が余っているようならば、吊り橋の反対側へ渡って、野毛山公園へも足を伸ばしてみましょう。芝生広場で遊べるようなおもちゃを持参してもいいですね。
公園の一番奥には遊具で遊べる場所もあります。また、エレベーター付きの展望台からは横浜が一望できます。