関東エリアで子どもとアートを楽しめるスポット10選! ~子どもと美術館に行こう~
- スポット1/森美術館
- 開館前の時間を子連れに貸し切り
- 六本木ヒルズは子育て設備が充実
- 森美術館のスポット情報
- スポット2/ PLAY! MUSEUM&PARK(プレイミュージアム)
- 子どもが楽しめる展示内容
- 2Fはアートを体感できる遊び場
- PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム)のスポット情報
- スポット3/三鷹の森ジブリ美術館
- はじめての映画館デビューもできる
- 子どもが楽しめる仕掛けがたくさん
- 三鷹の森ジブリ美術館のスポット情報
- スポット4/藤子・F・不二雄ミュージアム
- ミニシアターを楽しめる
- 屋外の展示スペース、芝生広場も
- 藤子・F・不二雄ミュージアムのスポット情報
- スポット5/スヌーピーミュージアム
- ウッドストック・ルームは体感型の展示室
- ショッピングモール内子育て施設が充実
- スヌーピーミュージアムのスポット情報
- スポット6/彫刻の森美術館
- 屋外スペースにある120点ものアート作品
- 子どもが大興奮!ネットの森は外せない
- 彫刻の森美術館のスポット情報
- スポット7/東京都現代美術館
- ベビーカーの貸し出しがある
- 充実した子育て設備
- 絵本だけを集めた「こどもとしょしつ」
- 離乳食の無料提供がある「100本のスプーン」を併設
- 東京都現代美術館のスポット情報
- スポット8/ちひろ美術館・東京
- バリアフリーで子連れに優しい
- こどものへやと図書室で絵本を楽しむ
- ちひろ美術館・東京のスポット情報
- スポット9/チームラボプラネッツTOKYO豊洲
- はだしで鑑賞、水中エリアが楽しい
- 映像や音で体感するミュージアム
- 乳幼児は抱っこひもがおすすめ
- チームラボプラネッツTOKYO豊洲のスポット情報
- スポット10/岡本太郎美術館
- 公園の中にある美術館には無料エリアも
- 子育て関連設備も揃っている
- 岡本太郎美術館のスポット情報
- まとめ:関東には子どもと楽しめる美術館がたくさん
関東エリアで子どもとアートを楽しめるスポット10選! ~子どもと美術館に行こう~
子連れでのお出かけは、持ち物の準備や授乳場所のチェック、ベビーカーでのルート確認など、行く前から準備が大変ですよね。
数あるお出かけスポットの中でも、アートスポットや美術館は静かに鑑賞しなければいけないイメージがあって子連れで行くにはハードルが高いと感じる人も多いかもしれません。
今回は、アートや美術館を子どもと楽しみたいけれど、
途中で飽きてしまわないだろうか、
走り回らないだろうか
と悩む人のために、親子で作品を楽しむことができる体感型のアートスポットを集めました。
【今回おすすめするスポット一覧はこちら】
- スポット1/森美術館
- スポット2/PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム)
- スポット3/三鷹の森ジブリ美術館
- スポット4/藤子・F・不二雄ミュージアム
- スポット5/スヌーピーミュージアム
- スポット6/箱根彫刻の森美術館
- スポット7/東京都現代美術館
- スポット8/ちひろ美術館・東京
- スポット9/チームラボプラネッツTOKYO豊洲
- スポット10/岡本太郎美術館
スポット1/森美術館
森美術館のある六本木ヒルズにはパブリックスペース「66プラザ」に巨大なクモのオブジェ「ママン」(フランス人のルイーズ・ブルジョワの作品)の展示があります。
周辺のストリートで13人のアーティストによるアート作品が楽しむことができ、町全体でパブリックアートが楽しめるエリアです。
開館前の時間を子連れに貸し切り
森美術館では0歳~6歳の子どもを持つ人と妊婦さんに向けて、開館前の時間を貸し切りオープンにしています。子供向けの展覧会ではなく、通常と同じ展示内容を子どもと一緒に楽しむことができるのがこの試みの魅力です。
親子向けのファミリーアワーは開館前の9時頃からのオープンですが、10時の一般入場時間もまたいで鑑賞することが可能なのでゆっくりと作品を楽しむことができます。
森美術館の展示チケットには、展望台の入場券が含まれているので、52Fから子どもとシティビューも楽しむことができます。
六本木ヒルズは子育て設備が充実
森美術館が入っている六本木ヒルズは子育て関連施設がかなり充実しています。
いくつかあるベビー休憩室の中でもおすすめなのは、美術館からも近いヒルサイドB2Fにある「おやこ休憩室」です。
休憩スペースと授乳室、おむつ交換シート、自動販売機や調乳用給湯器、電子レンジと必要なものはすべて揃っています。休憩スペースにはおもちゃメーカーボーネルンドの遊具を完備しており、キッチンセットや知育玩具、絵本と大充実。子どもも大満足のベビー休憩室です。
館内ではベビーカーの貸し出しがあり、各フロアにおむつ替えシートのある多目的トイレを備えています。
森美術館のスポット情報
スポット2/ PLAY! MUSEUM&PARK(プレイミュージアム)
PLAY! MUSEUM&PARKは、立川に2020年にオープンした商業施設グリーンスプリングス内にある、アートと遊び場を融合させた施設です。
駅から、美術館に向かうまでのパブリックスペース「ファーレ立川」には、世界中から109ものパブリックアートが集まっているので、駅からミュージアムまでの道のりでも作品を楽しむことができます。
子どもが楽しめる展示内容
1階にあるミュージアムでは、期間ごとに子どもが楽しめる展示イベントを行っています。過去にははらぺこあおむしやエルマーの冒険など、子どもが知っている絵本作品を中心にした展示が多いです。鑑賞するだけではなく、子どもが楽しめるように体感できる展示内容になっているのがこのミュージアムの魅力です。
2Fはアートを体感できる遊び場
2Fは時間制、有料の遊び場になっています。思いっきり体を動かすことができる「大きなお皿」スペースや、工作室、楽器を楽しむ部屋など、子どもたちがアートに触れながら楽しめる工夫が施されています。
工作室で作った作品は奥のギャラリースペースに飾ることができ、子どもたちが自分の作品が壁に飾られることを誇らしげに眺めている姿が印象的です。
PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム)のスポット情報
スポット3/三鷹の森ジブリ美術館
三鷹の森ジブリ美術館は、ジブリの世界を冒険しながらアートを楽しめるミュージアムです。美術館というと静かに作品を鑑賞するイメージですが、こちらはテーマパークのような施設なので、小さな子どもと一緒でも周囲に気兼ねなく楽しむことができる過ごすことができます。
作品の原画展示や技法の解説など、大人がじっくり鑑賞できるスペースと、子どもが走り回れる屋上や猫バスゾーンなど、それぞれに合わせた楽しみ方ができる施設です。
はじめての映画館デビューもできる
入場券には、ここでしか見ることのできないミニシアターの鑑賞チケットがセットになっています。上映時間10分程度の作品なので、映画館に行ったことがない乳幼児でも飽きずに鑑賞できるくらいの長さです。
シアター内は暗転する前に仕掛けがあったり、知っているキャラクターが登場したり。子どもと映画館に行くのはまだ不安だなと思っている人は、ここで映画館デビューしてみるのも良いかもしれません。
子どもが楽しめる仕掛けがたくさん
中庭スペースでは、最近見かけることの少ない井戸で水を出すことができたり、猫バスに乗ることができたりする遊び場スペースもあり、子どもの体力消費もばっちり期待できる美術館です。そのまま井の頭公園に続いているので、1日遊べるプランも組むことができます。
三鷹の森ジブリ美術館のスポット情報
スポット4/藤子・F・不二雄ミュージアム
神奈川県川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアム、通称ドラえもんミュージアムはドラえもんをはじめとした藤子・F・不二雄作品の原画やオブジェを鑑賞できるミュージアムです。屋外の展示スペースが広いので、幼児と一緒でも飽きずに楽しむことができます。
ミニシアターを楽しめる
入館時にもらえるチケットで、ミュージアム限定の短編映画を楽しむことができます。
上映時間は20分弱、最後には大人もあっと驚く不思議な仕掛けが隠されているので、ぜひお子さんとさいごまで鑑賞してみてください。
屋外の展示スペース、芝生広場も
キャラクターたちの大きなオブジェがある展示スペースの多くは屋外にあります。屋外スペースの中央には芝生広場もあり、子どもがのびのびと過ごすことができるのが嬉しいですね。屋内の展示エリアは、原画などが中心ですが、シアターのある広場にはゲームのような展示もあるので子どものタイプに合わせて鑑賞エリアを選ぶことができます。
藤子・F・不二雄ミュージアムのスポット情報
スポット5/スヌーピーミュージアム
南町田グランベリーモールに併設しており、すぐ隣には鶴間公園という広い公園がある好立地に位置するスヌーピーミュージアム。
こちらは原画やオブジェ、映像作品が楽しめるスヌーピーファンにはたまらないミュージアムです。
南町田グランベリーモールを紹介している記事「ちびっ子と一緒に!南町田グランベリーパーク【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】」もありますので、併せてご参考ください。
ウッドストック・ルームは体感型の展示室
ミュージアム内にウッドストックをイメージした展示室があります。こちらの部屋では黄色くてふわふわのソファ席が用意されており、スヌーピーの映像作品や絵本を親子で楽しむことができます。
ショッピングモール内子育て施設が充実
南町田グランベリーパークは子育て世帯が過ごしやすいショッピングモールを目指しているだけあって、多目的トイレや授乳室などの子育て関連施設が充実しています。
すぐ隣は広い遊具広場のある鶴間公園、モール内には子育て世帯のためのキッズディスカバリーという名のフードコートもあり、乳幼児がいても過ごしやすいスペースとなっています。
スヌーピーミュージアムのスポット情報
スポット6/彫刻の森美術館
観光地箱根を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいのが、彫刻の森美術館です。広大な敷地面積を誇り、屋外展示の多さがこの美術館の最大の特徴です。子どもと一緒に散策しながら、自然の中でアートを楽しむことができます。
敷地はなだらかなスロープになっていて、ベビーカーのままで移動しやすいバリアフリー対応です。
「箱根彫刻の森美術館はちびっ子と一緒に!【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポット口コミブログ】」では、彫刻の森美術館を詳しく紹介していますので、一度ご覧ください。
屋外スペースにある120点ものアート作品
子連れ美術館のハードルの高さは、静寂な屋内で子どもの声がとにかく響くことではないでしょうか。
屋外であれば周囲に気兼ねなく、子どもとの作品を楽しむことができます。
夏休みなどの長期休暇にはシールラリーやスタンプラリーが開催されるので、子どもたちはゲーム感覚で作品を鑑賞することができます。
小学生以上なら、有料で参加できる謎解きプログラムが人気です。まるで物語の主人公になった気分で、家族そろって謎解きイベントに参加することができます。
子どもが大興奮!ネットの森は外せない
子どもと彫刻の森美術館に行ったらぜひ訪れてほしいスポットが「ネットの森」です。
ネットで編まれた遊具のように見えますが、これ自体が「おくりもの:未知のポケット2」という名のアート作品です。
小学生以下が遊ぶことができるスポットで、複雑に編み込まれたネットの中を進むことができます。展示は屋根のあるスペースにあり、大人は座って子どもを見守ることができるので、ほっと一息つける憩いの場でもあります。
彫刻の森美術館のスポット情報
スポット7/東京都現代美術館
2019年にリニューアルし、子連れでさらに利用しやすくなった東京都現代美術館。主に現代アートの企画展を開催しており、ガラス張りの外観やアート作品のようなソファスペースなど、訪れるだけでも現代アートを体感できる美術館です。
ベビーカーの貸し出しがある
インフォメーションセンターでベビーカーの貸し出しを行っており、人気のCURIO社のおしゃれなベビーカーで館内をゆっくりと鑑賞することができます。
ただしベビーカーはB型でフラットなリクライニングはできません。お座りができない赤ちゃんと向かう場合は使い慣れたベビーカーを持参しましょう。
充実した子育て設備
地下1Fと1Fに授乳室を完備しています。男性が入れるのは地下1Fのみ。おむつ替えベッドやシンク、地下1Fにミルク用の給湯器の用意があります。
絵本だけを集めた「こどもとしょしつ」
子ども向けの現代美術に関する書籍のみを集めた「こどもとしょしつ」があります。
ソファ席が用意されており、子どもとゆっくり作品を鑑賞することができるスペースです。
離乳食の無料提供がある「100本のスプーン」を併設
館内に子育て世帯に人気のおしゃれでカジュアルなレストラン、100本のスプーンを併設しています。離乳食の無料提供を行っており、キッズメニューも充実。ストッケのキッズチェアーや、おしゃれな子ども用食器の用意があります。メニューの裏側は塗り絵になっていて、色鉛筆も貸し出しており、子どもとのランチも楽しく過ごせる工夫がいっぱいです。
東京都現代美術館のスポット情報
スポット8/ちひろ美術館・東京
東京都練馬区にあるいわさきちひろ美術館は、いわさきちひろ本人が亡くなるまでの22年間を過ごしたアトリエの跡地に建てられています。
2002年にバリアフリー仕様に改築工事が行われ、子連れでも利用しやすく生まれ変わりました。高校生以下は無料で利用でき、心洗われるような空間でゆったりと過ごすことができる絵本美術館です。
バリアフリーで子連れに優しい
受付でベビーカーの貸し出しを行っており、展示スペースもベビーカーで観覧することが可能です。館内はすべてスロープになっており、展示スペースとの境も自動扉になっています。ちひろ美術館を子どもと訪れるファーストミュージアムとして選んで欲しいとの思いから、作品はすべて子どもも大人も楽しめる低めの高さに展示されており、子どもの目線でも鑑賞しやすい作りです。
館内のトイレは男性用も含め、ベビーキープとおむつ替えシートを完備、こどものへやにあるトイレには子ども用の小さなトイレも用意されています。
こどものへやと図書室で絵本を楽しむ
靴を脱いでゆったりと絵本を楽しむことができる部屋があり、同じ部屋の奥に授乳室も用意されています。こちらでは布や木を使ったおもちゃも楽しむことができます。
こどものへやとは別の図書室には、国内外の絵本3000冊を揃えており、中庭なども散策すると半日は楽しめる美術館です。
ちひろ美術館・東京のスポット情報
スポット9/チームラボプラネッツTOKYO豊洲
SNSやテレビで注目が集まるアート集団、チームラボによるデジタルアートが楽しめる施設がチームラボプラネッツTOKYO豊洲です。
施設は4つの巨大な空間と2つの庭園からなる体感型のミュージアム。「水に入るミュージアムと、花と一体化する庭園」というコンセプトのもと、幻想的な空間でデジタルアートを体感することができます。
はだしで鑑賞、水中エリアが楽しい
施設内は大人も含め、はだしで楽しむことができます。ミュージアム内に水中でアートを体感するスペースがあり、こちらは子どもが楽しめること間違いなしのエリアです。
ただし身長100cmくらいだと太ももまで水に浸かってしまうので(1番深いところで水位40cmあります)、着替えがあった方が安心です。
映像や音で体感するミュージアム
ミュージアム内で花が舞ったり、光の球体で埋め尽くされた部屋があったりと子連れで行っても飽きない体感型の展示が続きます。アトラクション感覚で楽しめるミュージアムなので、子どもが飽きてぐずってしまうことも少ないでしょう。
乳幼児は抱っこひもがおすすめ
館内はデジタルアートが鑑賞しやすいように薄暗くなっています。年齢や子どものタイプによっては怖がってこともあるかもしれません。施設内にベビーカーで入ることはできないので、乳幼児は抱っこひもの持参をおすすめします。
多目的トイレにおむつ替えシートを完備していますが、授乳スペースの用意はありません。子育て関連施設は最小限です。
チームラボプラネッツTOKYO豊洲のスポット情報
スポット10/岡本太郎美術館
太陽の塔で有名な、岡本太郎の美術館があるのは神奈川県川崎市。生田緑地という名の公園の中ある美術館なので、子連れで向かうにはぴったりのお出かけスポットです。
エネルギーに溢れる鮮やかなアートの数々は、子どもがはじめて鑑賞する作品としても興味を引きやすいのではないでしょうか。
公園の中にある美術館には無料エリアも
岡本太郎美術館がある生田緑地は、広大な敷地を誇る公園です。大きな子どもの遊具がある遊び場もあるので、美術館と公園で1日お出かけプランを組むことができます。
美術館には無料で入れるエリアがあり、ポップでカラフルな作品が並んでいます。中には顔出しパネルになったミニサイズの太陽の塔もあるので、子どもの記念撮影にもおすすめです。
子育て関連設備も揃っている
美術館には、普段岡本太郎の作品をビデオで鑑賞できるブースがあります。スタッフに声をかけると、そのブースを授乳室として優先的に利用することが可能です。鍵のかかる部屋なので安心して利用できます。
生田緑地内は他に2カ所の授乳室があり、園内に設置された7カ所の多目的トイレにはおむつ替えシートを備えているので、子連れでも安心して利用可能です。
ただし、屋内の展示スペースにベビーカーの持ち込みはできないので、乳幼児は抱っこひもを持って行った方が快適に鑑賞できます。
岡本太郎美術館のスポット情報
まとめ:関東には子どもと楽しめる美術館がたくさん
子どもが騒いだらどうしようかと心配しだすと、子連れで美術館に行くのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、子育て関連施設も充実しており子どもウェルカムな美術館が増えています。
乳幼児は無料で利用できるスポットもあるので、気になる展覧会をチェックして子どもとのアート観賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。