ちびっ子と一緒に!HANA・BIYORI【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】【東京】
- HANA・BIYORIの基本情報
- 最寄り駅は、京王線のよみうりランド駅
- 専用駐車場はよみうりランドの駐車場とは別
- チケットは2歳まで無料
- 子連れ関連施設は綺麗だが数が少ない
- 館内はベビーカーだけだと移動しづらい
- 花とデジタルの融合、プロジェクションマッピング
- 小動物とふれあえるエリア
- 6月~7月はほたるが見られる
- 毎日開催されるワークショップ
- ランチは持ち込みが安心
- まとめ:HANA・BIYORIの総合評価
- 水族館と動物園、植物園のいいとこ取り
- 幼児なら1日楽しめる、小学生以上は遊園地が気になる
ちびっ子と一緒に!HANA・BIYORI【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】【東京】
この記事は、
- 子連れのファミリー
- 妊婦さん
向けに、
- 妊婦さんが楽しめるスポット
- キッズが楽しめるスポット
- ファミリーが楽しめるスポット
であるかどうかの視点から、
HANA・BIYORIをレビューしています。
なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。
HANA・BIYORI(はなびより)は、2020年、よみうりランドに隣接する日本庭園にオープンしたエンターテイメント型の植物園です。
一番の見所は360度見渡す限りを花に囲まれた温室で、花とデジタル技術を融合させたおしゃれな空間は、写真映えするフラワーパークとして注目が集まっています。
HANA・BIYORIの基本情報
最寄り駅は、京王線のよみうりランド駅
京王線と小田急線、どちらの路線にもよみうりランドと名の付く駅があるので分かりづらいのですが、小田急線のよみうりランド前駅からはかなり遠いです。
小田急線のよみうりランド前で降りた場合は、駅からバスで15分、バス停から更に徒歩10分ほど歩く必要があります。
最寄り駅になるのは、京王線のよみうりランド駅です。
施設は駅を降り、改札を出てから徒歩10分~15分歩いたところにあります。
徒歩の場合は坂道が続くので、妊婦さんや夏の暑い日、ベビーカーの子連れにはあまりおすすめできません。駅から15分感覚で無料のシャトルバスが出ているのでそちらの利用が便利です。駅前にわかりやすい案内があるのでバス停までは迷わずにたどり着けます。
また、徒歩で向かう場合は公式HPの案内図にある「巨人への道」を通ってしまうと施設入口手前が階段なので、ベビーカーの場合は「よみうりV通り」を利用しましょう。
専用駐車場はよみうりランドの駐車場とは別
よみうりランドの駐車場とは別に、HANA・BIYORI専用の駐車場があります。
遊園地の駐車場とは少し離れた、読売ジャイアンツ球場のそばにある立体駐車場が専用駐車場になります。遊園地の駐車場に停めてしまうと、割引サービスが受けられないので気をつけてください。
HANA・BIYORIの利用者は、最初の2時間を無料で利用でき、以後30分300円、最大1500円の駐車料金がかかります。
施設内のショップで1000円以上買い物をすれば、もう1時間無料になる割引サービスがあるので3時間は無料になる方も多いはず。
3時間あれば、施設内を1周できるくらいの広さの施設です。ランチを食べる場合はもう1時間くらい余裕を見て駐車料金を計算しておくと良いでしょう。
チケットは2歳まで無料
チケット料金は、2歳まで無料、小学生までが600円、中学生以上は大人料金1200円です。
公式HPで無料の「よみランCLUB」に入会すると、オンラインで前売り券を100円引きで購入できます。入口にチケットカウンターが1台しかないので、子連れの場合インターネットでの事前購入がスムーズです。
16時からナイターチケットを販売している日があり、大人900円、小学生500円、3歳~未就学児300円と少しお得に利用可能です。冬の期間中はイルミネーションの開催があるので、ナイターチケットで入館すると日中とは違った雰囲気を楽しめます。販売日が決まっているので公式HPを確認してから向かいましょう。
子連れ関連施設は綺麗だが数が少ない
メインの温室「HANA・BIYORI館」にベビールームが1箇所あります。
狭いのでベビーカーは入り口に置いて入りましょう。おむつ替えベッド1台、電子レンジ、手洗い場、ミルク用給湯器、鍵付きの授乳用個室の用意があります。
とても綺麗ですが、子連れが多いわりに数が少ないのが難点です。
おむつは、同じ温室内のおみやげびよりで購入する事ができます。
館内はベビーカーだけだと移動しづらい
1日500円でベビーカー貸出があります。
メインの温室「HANA・BIYORI館」はベビーカーのままでも観覧可能ですが、他のエリアはベビーカーが通りづらい散歩道や坂道、階段も多いです。
施設内は4つのエリアに分かれており、特に「聖なる森」エリアは階段が多いので、ベビーカー置き場にベビーカーを預け、抱っこ紐でまわるのがおすすめです。
花とデジタルの融合、プロジェクションマッピング
メインの「HANA・BIYORI館」では花とデジタルを融合したアートショーを開催しています。画家バージョンと季節バージョン2種類で上映されており、かなり雰囲気が変わるので時間があればぜひどちらも鑑賞してみてください。
30分~1時間毎に上映があり、平日より土日祝日の方が多く上映されます。
1回約10分のプロジェクションマッピングで、花と映像、音を組み合わせた体感型のショーです。
なんと観客の表情などを読み取り、エンディングが変わる最先端のマルチエンディング形式を採用しているので見るたびに違う演出が楽しめます。
館内のどこからでも鑑賞できますが、子連れで見るなら最前列がおすすめです。
足元まで映像が届くので、子供目線でも実際に触れるような臨場感がある映像体験を楽しめます。館内は、子供たちが走り回っていても問題ない賑やかな雰囲気です。
また温室内は空調が効いているので夏場でも涼しく、子連れや妊婦さんも快適に過ごすことができます。
温室内にスターバックスがあり、お茶をしながらショーを楽しむ事が出来そうに見えますが、ショーが始まると館内中央にスクリーンが降りてきて温室内が仕切られてしまいます。
残念ながらお茶をしながら鑑賞することは出来ないので注意してください。
また、音量はだいぶ大きめです。ショーの間は暗転するので、小さな子供は怖がって泣き出してしまう子もいました。出口付近で鑑賞すれば途中退出しやすいのではじめての方は検討してください。
小動物とふれあえるエリア
ふれあい動物広場では小動物と触れ合う事ができます。
こちらの施設の人気者は、小さくてかわいいコツメカワウソ。運動する姿やトレーニングをする姿を間近で見ることができ、有料でえさやり体験も実施しています。
他にも、モルモットやうさぎなど子供がふれあいやすい小動物が出迎えてくれます。
施設内には、11メートルもある巨大な水槽もあるのでお魚好きなお子さんだって楽しめます。沖縄の海に生息するサンゴや色鮮やかな熱帯魚を鑑賞でき、ここだけでなんと約50種、1200匹もの魚が泳いでいます。
6月~7月はほたるが見られる
毎年6月~7月の期間中に、「ほたるびより」と呼ばれる期間限定のほたるの鑑賞イベントも開催されます。時間指定のチケット制ですが、日中とは違った夜の雰囲気に子供は興奮して楽しんでいました。
毎日開催されるワークショップ
有料(1500円~)で毎日ワークショップを開催しています。
内容は時期により様々ですが、小学生くらいからでも参加できる、ろうそく作りなど簡単なワークショップもあります。こちらは当日の受付が可能です。
ランチは持ち込みが安心
施設内にはある飲食店はスターバックスのみで、売店はありません。土日祝日限定でキッチンカーが出店して軽食を販売している日があります。
飲食できるスペースはたくさんあるので、子連れの場合は子供の分だけでも持参した方が安心です。見晴らしの良い「空見の丘」には屋根のあるテーブルとベンチ席があるので、お天気が良い日には屋外でのランチが楽しめます。丘の上には無料の望遠鏡もあり、東京タワーやスカイツリーも見える絶景スポットなのでこちらもぜひ立ち寄ってみてください。
まとめ:HANA・BIYORIの総合評価
水族館と動物園、植物園のいいとこ取り
植物園と聞くと子供は飽きてしまいそうなイメージがありますが、小動物や魚もいるので子連れでも楽しめる施設です。
温室以外にも、走りまわれる屋外エリアがたくさんあるので、子連れの場合は天気の良い日の方がより楽しめます。
幼児なら1日楽しめる、小学生以上は遊園地が気になる
幼児はお散歩しながら1日楽しめる施設です。
しかし、施設からジェットコースターなどの乗り物が見えるので、小学生以上は遊園地に行きたいと言われてしまうかもしれません。
遊園地の入場券がセットになったお得なチケットもあるので、行く前にプランを検討しておく方が良さそうです。