この記事は、

• 子連れのファミリー
• 妊婦さん

向けに、

• 妊婦さんが楽しめるスポット
• キッズが楽しめるスポット
• ファミリーが楽しめるスポット

であるかどうかの視点から、

宮島口・フェリー乗り場

をレビューしています。

なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。

宮島口・フェリー乗り場の基本情報

アクセス抜群！公共機関も自家用車も便利

宮島口・フェリー乗り場へのアクセスは、観光地の玄関口というだけあって、公共機関でも自家用車でもとても便利です。

ＪＲで来る場合は、広島駅まで新幹線で来て、JR山陽本線(岩国方面行き)に乗り換え、宮島口駅で下車します。

アクセスは抜群ですが、広島駅から宮島口駅までの乗車時間は約28分掛かりますので、小さなお子様がいる場合は、途中ぐずったりする可能性も考えると、乗り換え前に広島駅でトイレ休憩などしておいた方が良いかもしれませんね。

車で行く場合は、関西方面から行く場合は「廿日市IC」、九州方面から行く場合は「大野IC」で下り、国道２号線経由で宮島口まで行けますよ。ＩＣを降りてからは10分程で到着します。

公共機関でも自家用車でもスムーズに到着することが出来そうです。

駐車料金は場所によって異なるのでご注意を！

車で行く場合、宮島口周辺には多くの駐車場があります。

大きく分けると4つのエリアがあり、イベント時でも車が停められないことはないでしょう。

1. 宮島口フェリー桟橋周辺
2. ボートレース宮島駐車場周辺
3. JR宮島口駅山側周辺
4. 宮島口西・前空駅周辺

料金は日/500～1，000円　が相場で、場所によって距離も大きく違いますので、子供が歩くことを考えるとより近い方が良いですし、そういった場所の場合は連休や休日になるとすぐに満車になってしまいますので、事前の下調べが必須です。

ちなみに、フェリーにも車を乗せることはできますが、島内には来島者用の駐車場がほとんど無いため、宮島口側に車を停めて渡ることをおすすめします。

宮島でホテルや旅館を宿泊する場合は、問い合わせてみる方がいいでしょう。

育児関連設備も充実

宮島口フェリーターミナルは、2020年2月に新しくリニューアルオープンしたため、とても綺麗です。

吹き抜けがあり、開放感のある造りになっていて、一部の天井は窓ガラスで気持ちのいい日差しが差し込んできます。

育児関連施設も、充実していて、メインである1階のセブンイレブンの隣にあるトイレには授乳室やおむつ替えシート、給湯器も完備しています。

授乳室には、長椅子があり、奥には個室が設置してあります。

筆者も宮島へ行った際には利用しましたが、とても綺麗で清潔感がありますので、気持ちよく利用することができますよ。

宮島口のフェリーターミナルと直結した新しい商業施設「ｅｔｔｏ（エット）」の2階奥にもトイレがあり、そちらにもオムツシートがあります。

ベビーカーの貸し出しは、宮島に着くとありますが、フェリー乗り場では貸し出しはしていません。

ベビーカーでのフェリーの乗車は、もちろん出来ますので、心配しなくても大丈夫そうです。

トイレの数も多くて綺麗

トイレは、フェリーの中と宮島口フェリー乗り場の本土側と宮島側にあります。

フェリーターミナルがある本土側のトイレは、1階のセブンイレブンの隣にあり、とても広く綺麗で女性側のトイレの個室も16個あり多目的トイレも2つあって、数は多く、困ることは無さそうです。

小さなお子様連れの方には、ベビーチェアがあるトイレが女性側の方に2つ。男性側のトイレに1つあります。多目的トイレの中にはおむつ替えシートもあるので、おむつ替えも可能です。

また、別棟にある新しくできた商業施設「ｅｔｔｏ」の2階にもトイレがあります。こちらもおむつ替えコーナーがあります。

宮島側のトイレには、バリアフリートイレがありますが、昔からあるトイレですので年数が経っています。おむつ替えシートもある訳ではないので、子連れで利用するなら新しくできた本土側のトイレを利用すると良いでしょう。

フェリーは宮島口から宮島へ片道約10分程で着きますが、子供がいると、フェリーに乗っている最中でも万が一の時がありますよね。

そういった場合でも、フェリーの中に多目的トイレがありますので、安心です。

ただ、こちらも宮島にあるトイレ同様、おむつ替えシート等育児関連のものはありませんので注意が必要です。

スポット内での動きやすさ

本土側にある宮島フェリー乗り場では、とても広く開放感のある造りになっていますので、ベビーカーでも大人数でも親子連れでもストレス無く動くことができます。

隣接する商業施設「ｅｔｔｏ」でも広々とした通路でとても動きやすいでしょう。

フェリーの中では、ベビーカーと一緒に乗ることはできますが、揺れたりするので畳んでお子様と一緒に座って乗るのが良さそうです。

降りた後の宮島でも、フェリー乗り場の通路は広々としていて動きやすいですよ。

ただ、観光シーズンになると観光客も大変多いので、いくら通路が広くてもたくさんの人が居れば動きにくく、窮屈になりますので、気を付けましょう。

休憩できる場所はそこそこある

本土側の宮島口フェリー乗り場には、フェリーを待つための椅子や自販機など数多くあります。フェリー乗り場内にコンビニもありますので、お菓子や飲み物を買うなどして、ゆっくり休憩ができそうです。

フェリーの中も椅子がたくさんありますので、よっぽどの混雑時でなければ座ってフェリーに乗ることができますよ。

宮島側のフェリー乗り場にも売店や座る場所はたくさんありますので、フェリーを待つ時間も座って待っていることができるでしょう。

ベビーカーの場合は少し注意が必要

宮島はとても広いため、ベビーカーで移動される方も多いでしょう。

本土側の宮島フェリーターミナルや宮島側のフェリー乗り場では、通路は広くベビーカーでも問題なく通れますが、注意が必要な場面がいくつかあります。

まず、改札口は混雑時になると人も多く幅も狭いので、ベビーカーでは少し通りにくいかもしれませんね。

また、フェリーの中では、ベビーカーは持ち込み可能ですが、フェリーの座席に行くのに必ず使う階段は少し狭くて急になっているので、子供を見ながらベビーカーを持って上がるのは少し大変です。

ほぼ全ての道が平坦というわけではなく、段差もあるので、ベビーカーで通れないことはありませんが、気を付けましょう。

フェリーの中でベビーカーを置いておくのも揺れることがあるため、車輪のロックをかけておくなど、少し注意が必要です。

妊婦さんは対策をして楽しみましょう

妊婦さんが利用する際には、本土側のフェリーターミナルでは通路も広く、トイレも綺麗で1階に個数も多くあるため、万が一の時でも大丈夫そうです。

宮島に着いた時にもトイレはありますので、トイレの心配は無さそうですね。

ただ、フェリーに乗っている最中などは、外居ると風に当たって冷えたり、揺れる時もありますのでいつもと違う体調の時もあるでしょうから、室内の座席に座ったり、羽織ものや薬、ビニール袋を持っていくなど対策をしていった方がいいでしょう。

足元もフェリーに乗る際の段差や急な階段など、体調が悪い時や大きなお腹を抱えての移動は難しいので、同行者の方に支えてもらうなど、周りの方にも助けてもらうといいかもしれませんね。

子供たちの体力消費はあまり期待できません

宮島フェリー乗り場では、本土側と宮島側のフェリー乗り場と本土側に新しくできた「ｅｔｔｏ」という2階建ての商業施設がありますが、そちらには飲食店が多く入っており、お土産をゆっくり見て回るということでも無いので、移動は少ないでしょう。

また、エリア自体はそれほど広いわけではなく、フェリーに乗っている時間も10分と比較的短いので、子供たちの体力消費はあまり期待できなさそうです。

ただ、フェリーから見る厳島神社の鳥居や、普段は感じられないフェリーでの潮風に当たることは、非日常的な体験ができて、子供たちも喜びそうですね。

お財布への優しさはまあまあ

宮島口フェリー乗り場では、フェリーに乗るのに運賃が掛かります。大人（15歳以上65歳未満）が往復360円で、こども（6歳以上12歳未満）が往復180円、5歳以下は無料です。

宮島行フェリーには、「JR」と「宮島松大汽船」の二つの会社がありますがどちらも料金は同じです。

駐車料金も掛かりますので、夫婦と子供なら1000円以上はかかります。

商業施設で飲食もすると、もう少し追加で掛かるでしょう。

ですが、宮島には旅行で行かれる方が多いと思いますので、旅行をする目的で考えると、比較的リーズナブルな価格なかもしれませんね。

まとめ：宮島口フェリー乗り場の評価

本土側のフェリー乗り場では、最近できたばかりの綺麗なトイレや授乳室、おむつ替えコーナーも完備していますので、気持ちよく利用できます。

施設自体も綺麗で広く、開放感があって、休憩スペースやコンビニもあるので子連れでも快適に過ごせそうですね。

ただ、フェリーに乗る時など、妊婦さんやベビーカーの利用は足元が悪い場面があるので、注意が必要です。

フェリーに乗る際は対策をして、トイレや授乳室を使う場合は宮島に行く前に本土側のフェリー乗り場を利用すれば、ストレス無く、親子で楽しい旅へと出発できることでしょう。