この記事は、

• 子連れのファミリー
• 妊婦さん

向けに、

• 妊婦さんが楽しめるスポット
• キッズが楽しめるスポット
• ファミリーが楽しめるスポット

であるかどうかの視点から、

ふなばし三番瀬海浜公園をレビューしています。

なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。

ふなばし三番瀬海浜公園の基本情報

4月から５月は潮干狩りができる

公園の前面には干潟が広がっていて、4〜５月には潮干狩りができます。潮干狩りには家族連れで来ている利用者も多いので、子連れでも気兼ねなく参加できますよ。休日は、潮干狩り会場が密になるほど混みあいます。混雑を避けたい場合は、平日に来園するほうがよいでしょう。休日は周辺が渋滞していて駐車場もすぐに満車になるので、早めの来園がおすすめです。

子連れで潮干狩りをするときには、クマデやバケツ、サンダル、着替え、タオルなどを持っていきましょう。クマデは1本200円で、会場でのレンタルも可能です。干潟にはカニなどの生き物もいるので、子ども用に小さなバケツや水槽を持っていくとさらに楽しめると思います。潮干狩り中の休憩用に折り畳みの小さい椅子をもっていくのもおすすめです。干潟は広く、一度中に入ると足元の悪いなか移動するのが大変です。子どもにはぬれてもよい水着などを着せていくほうが泥汚れを気にしなくてよいでしょう。干潟を出てすぐのところに手足を洗える水道もたくさん設置されているので、汚れても洗い流せます。

潮干狩りのときには、採っていい貝の種類を事前に掲示で確認しておきましょう。退場する際に採った貝のスタッフチェックがあります。採ってはいけない貝は、その場で捨てなくてはなりません。私たちの訪問時にもたくさん採った貝を捨てて悲しそうにしている子どもがいました。貝の種類や特徴を事前にチェックしておくことをおすすめします。

潮干狩りの利用には、チケットの事前購入が必要です。事前チケットの購入は、例年セブン-イレブンのみで取り扱っています。週末やゴールデンウィークの時期は混みあうので、早めの購入がおすすめです。公式サイトにチケット発売日やスケジュールが掲載されているので、チェックしてみてください。潮干狩りの利用料金は、中学生以上の大人が500円、4才以上の子どもが250円とリーズナブルです。採ったアサリを持ち帰りたいときは100gあたり120円の料金がかかります。

環境学習館での屋内遊びもおすすめ

公園内の環境学習館で屋内遊びをさせることもできます。休日でもそれほど混んでいないので、屋内での休憩や暇つぶしにおすすめです。館内には、「知る」「考える」「学ぶ」の３つの子ども向けのゾーンがあります。干潟の生き物や自然環境、環境問題などに関する展示がたくさんありました。校外学習で小学生が学ぶような展示だけでなく、幼児が楽しめるゲームもいくつかありますよ。子ども向けのクイズや液晶ゲームがいくつかあるので、幼児でも結構時間がつぶせます。わが子は、「そうぞうのなみま」というシアターがお気に入りでした。画面上でオリジナルキャラクターを作ると、作ったキャラクターがスクリーン上で動き回ります。たくさんの幼児や小学生が自分のキャラクターを追いかけて遊んでいました。入館料は、大人が400円、小学生や中学生は100円、乳幼児は無料です。コンビニエンスストアや新京成線の指定駅で、１割引きの前売券を買うこともできます。館内には授乳室やおむつ替えベッドもあるので、赤ちゃん連れでも気兼ねなく利用できました。

小さい子向けのワークショップもあり

環境学習館では、利用料や材料費のみで参加できるお得なワークショップがあります。クッキングや工作、干潟での生き物探索など幼児でも参加できるさまざまなコースが用意されています。わが家は、子どもの手・足型を粘土でとって木枠に貝などをデコレーションする工作に参加しました。子どもは好きな貝や飾りを楽しそうに選んでいました。スタッフも親切で、丁寧に子どもへ工作の作り方を説明してくれました。ワークショップは人気なので、コースによっては抽選による当選者のみの参加です。公式サイト上で応募すると、当落結果がメールで送られてきます。小さい子向けのものはなかなか当たらないので、いくつかのコースに応募しておくのがおすすめです。

天気の良い日は芝生広場や噴水でも遊べる

環境学習館と干潟の間には、芝生広場が広がっています。環境学習館内から芝生広場と干潟の両方を眺めることもでき、癒されますよ。芝生広場には大きな噴水もあるので、夏には子どもを水遊びさせることもできます。お出かけの際は、水遊び用の着替えやタオルを持っていきましょう。冬は、凧揚げで遊ぶ子どももいるそうです。天気の良い日は、芝生広場にピクニックシートを敷いて、お弁当を食べるのもよいでしょう。2階建ての展望デッキも近くにあるので、デッキに上がって干潟や東京湾を眺めるのもおすすめです。展望デッキ内には、1階と２階にテラス席があるので、休憩スペースとしても利用できますよ。園内にはほかにテニスコートや野球場も併設しています。

食事場所もたくさん

公園内にはレストランやBBQ場もあり、食事には困りません。BBQ場は、全て持ち込みであれば1人あたり300円で利用できます。機材レンタルや食材の購入ができるプランもあるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。潮干狩りの時期などは予約をしておいたほうがよいかもしれません。園内には、ケバブ・カレーや海鮮丼、カレーやオムライスなどの軽食が食べられるレストランもあります。私たちが休日に訪問した際は、環境学習館内のレストランは混んでいませんでした。レストランでの外食が大変であれば、お弁当を持ってきてピクニックをするのもよいでしょう。

赤ちゃん連れでも安心の設備

環境学習館や展望デッキ内に授乳室やおむつ替えベッド、子ども椅子ありのトイレがあります。環境学習館内の授乳室を利用しましたが、奇麗で快適でした。室内にはシンクもついているので、哺乳瓶の水洗いなどもできます。トイレもたくさんあるので、子連れでも困ることはありませんでした。小さい子ども連れでも環境学習館や展望デッキなどの屋内施設で気軽に休憩ができるので、疲れません。全体的に子連れに優しい施設なので、気負わずに利用できると思います。

車での来園がおすすめ

車でのアクセスがおすすめです。車がないと、船橋駅などから30分近くバスに乗らなくてはなりません。車でのアクセスでは、潮干狩りの時期は周辺が混みあい、駐車するにも時間がかかるので注意しましょう。近隣の方は、バスや自転車での来園を検討してもよいかもしれません。

まとめ：ふなばし三番瀬海浜公園の総合評価

コスパよく遊ぶのにおすすめ

潮干狩り会場や環境学習館は数百円の入場料で利用できるので、リーズナブルです。施設も奇麗で、快適ですよ。潮干狩りの時期でなくても、外遊びで利用するのもよいでしょう。環境学習館のワークショップへの参加のほか、芝生広場や噴水でたっぷり遊ばせるのもおすすめです。

潮干狩りを楽しむには事前準備が大切

潮干狩りの時期はとても混みあいます。事前のチケット予約や必要な持ち物の準備をしっかりして来園しましょう。特に、泥で汚れるのでサンダルや着替えは必須です。手持ちのバッグも泥で汚れるので、荷物はショルダーやリュックに詰めて、不要なものは車に置いておきましょう。車で来園する場合は、渋滞や満車に備えて早めに着くようにしてください。

子連れに優しい施設

外遊びと屋内遊びの両方ができるので、適度に休憩を取りながら遊ばせることができます。屋内施設には授乳室やおむつ替えベッドなどがあるので、赤ちゃん連れでも困りません。スタッフも気さくな方が多く、子どもに優しく声をかけてくれますよ。