この記事は、

• 子連れのファミリー
• 妊婦さん

向けに、

• 妊婦さんが楽しめるスポット
• キッズが楽しめるスポット
• ファミリーが楽しめるスポット

であるかどうかの視点から、

国営武蔵丘陵森林公園

をレビューしています。

なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。

国営武蔵丘陵森林公園の基本情報

アクセス方法は複数あるものの車での移動を推奨

国営武蔵丘陵森林公園へのアクセス方法はいくつかあります。

車でのアクセスがベスト

関越自動車道の東松山ICから熊谷方面へ約10分です。

妊婦さんや子連れで来園する際は、車でのアクセスがベストです。

電車（森林公園駅）＋バスは比較的に使いやすい

東武東上線森林公園駅を利用する場合は、北口にバス乗り場があります。

平日は1時間に2〜3本、土日祝はさらに直通バスも運行しています。

土日祝でしたら、バスの本数が多いため比較的使いやすいアクセス方法でしょう。

電車（森林公園駅）＋徒歩は推奨できない

森林公園南口から約3kmです。歩いて約40分かかります。

目的地に着く前に疲れてしまいますので、妊婦さんと子連れにはおすすめできません。

電車（熊谷駅）＋バスは本数が少ないかも

JR高崎線および秩父鉄道熊谷駅を利用する場合は、南口にバス乗り場があります。

1時間に1〜3本。時間帯によっては1本しかない場合もありますので要注意です。

駐車料金は少々高めも使い道によっては楽になる

普通車の駐車料金は650円です。少し高めかなという印象。

しかし、4箇所ある公園駐車場の移動と再入場は、レシートを提示すれば当日に限り無料です。

国営武蔵丘陵森林公園は、かなり広い公園ですので、目的の場所によっては車で駐車場を移動したほうが楽な場合もあるでしょう。

妊婦さんや子連れファミリーには、嬉しいサービスです。

入園券はコスパ抜群

入園券は、大人（高校生以上）450円、シルバー（65歳以上）210円、中学生以下はなんと無料！！

広い園内で1日中遊べることを考えると、格安です。

近くにお住まいの人は年間パスポートも◎

1年間何度でも利用できる入園パスポート券は、大人4,500円、シルバー2,100円です。

国営武蔵丘陵森林公園は、四季を通して見どころが満載で、子供の遊び場もたくさんあるため何度行っても飽きません。

年間10回以上遊びに行く方は元がとれます。そのため、お住まいが近い人は、年パスもおすすめです。

この入園パスポートは、全国の国営公園で利用できるため国営武蔵丘陵森林公園以外でもOKですよ。

無料開園日あり

国営武蔵丘陵森林公園には、年に何回か無料開園日があります。

もともと高い入園料ではありませんが、どうせなら無料の日に行きたい！というかたは、公式サイトをチェックしてみてください。

国営武蔵丘陵森林公園の無料開園日の情報はこちら←

ベビーカーは必須！無料でレンタルもできる

ベビーカーは、入園口でレンタルが可能です。ただし、数に限りがあります。

事前レンタルはできませんので、休日など混雑が予想されるときは、ベビーカーを用意していったほうが安心です。

万が一、レンタルできなかったときは、抱っこして歩く羽目になるかもしれません。

とにかく園内は広いので、ベビーカーは必須です！

園路は整備されているが上りも下りもある地形

公園内の道は、きれいに整備されています。

ベビーカーでの移動も、妊婦さんにも問題ないでしょう。

しかし、自然を活かした公園のため上り坂や下り坂もあります。

ベビーカーでも移動はできますが、場所によっては起伏が激しいところもあります。

筆者がベビーカーに子供を乗せていったときは、中央口から南口のエリアに入っていくあたりがとても大変でした。

上りは思いっきり押して、下りはブレーキをかけながらゆっくりゆっくり、という感じです。汗だくになりました。

ママだけでの子連れだったり、妊婦さんの場合のエリア移動は、徒歩以外の手段（車や園内バス）も検討したほうがいいかもしれません。

移動には園内バスも便利

広い園内を移動するためのバスが、8ヶ所の停留所を1時間に1〜2本の間隔で運行しています。

料金は、大人1回300円、小人（3歳以上）1回150円かかります。

1日乗り放題券【500円／日（3月～11月）、400円／日（12月～2月）】もありますが、繁忙日は販売されません。

妊婦さんは、疲れたら園内バスの利用がおすすめですが、ベビーカーは混雑時に乗車できない場合もあるので注意が必要です。

楽しいレンタサイクル移動もあり

レンタサイクルは、子供用の自転車から、子供乗せ電動アシスト自転車まで、色々な種類の自転車から選べます。

自転車専用サイクリングコースがあるので、走りごたえもあり、広い園内を移動するのに大変便利です。

電動アシスト自転車なら、上り坂もラクラクですし、子供乗せも付いているのでベビーカーを押すより楽ちんです。

ただし、それなりに料金がかかります。

大人が420円（3時間）〜、小人270円〜（3時間）、電動アシスト840円〜（3時間）

レンタル料金はかかりますが、移動が楽になり、家族でサイクリングが楽しめますよ。

育児関連の設備回りは完備

授乳室は、南口・中央口・西口・都市緑化植物園の4箇所にあります。

授乳室には、ミルク用のお湯も完備されています。

オムツ替えシートは園内の多くのトイレに設置されているため、おむつ交換の場所に困ることはないでしょう。

ちびっ子の体力消費にぴったり！

園内には、子供が思いっきり体を動かして遊べるスポットがいくつもあります。

目的地に向かって歩くだけでも疲れるため、子供の体力消費にはバッチリです。

1時間はかかるアスレチックコース

雑木林の中にあるアスレチックの「冒険コース」は、1周約1時間のコースです。24種類もあるので、なかなかの遊びごたえがあります。

小さな子でもできそうなものもありますが、基本は小学生以上向けです。

レベル高めのアスレチックもあるため、小学生でも低学年の子には、保護者が側に付いて見守ったほうが安心です。

もちろん大人が一緒に楽しむのもありですよ！

幼児も遊べる大型複合遊具

約50種類の遊具からなる「むさしキッズドーム」は、小さな子でも遊べるスポットです。

「冒険コース」より難易度が低いので幼児でも楽しめます。

遊具の種類はたっぷりあるため、小さな子はここだけでも満足するでしょう。

夏はじゃぶじゃぶ池もおすすめ

夏は、巨大なじゃぶじゃぶ池が子どもたちに大人気です。

水深が5〜30cmと浅いので、小さな子でも遊びやすくなっています。

じゃぶじゃぶ池の周りには、木陰があるため見守る親もゆっくりできますよ。

子供に大人気のエアートランポリン

日本一大きなエアートランポリンの「ぽんぽこマウンテン」では、とっても楽しそうに子どもたちが遊んでいます。

筆者の子供（6歳）も、このトランポリンが大好きでずーっと遊んでいました。

最初は、他の子が跳ぶ衝撃で飛ばされている感じがありましたが、慣れてくると、だんだん高く跳べるようになっていました。

下の子はまだ小さいので、トランポリンも小さいサイズで遊びました。

こちらは、あまり高さがなく、手が届く範囲で遊べるので安心です。

まとめ：国営武蔵丘陵森林公園の総合評価は？

入園券＋駐車料金だけならコスパ最高

1日思いっきり家族で遊べる国営武蔵丘陵森林公園は、とてもコスパがよいです。

入園券＋駐車料金だけなら家族で2,000円かからずに遊べます。（夫婦＋子供の場合）

レストランや売店もありますが、お弁当の持ち込みもOKですので、持参すればお得に1日遊べますよ。

しかし、レンタサイクルや園内バスを利用するとそれなりにお金がかかります。

妊婦さんは体調に気をつけて

広大な敷地面積と豊かな自然が魅力の国営武蔵丘陵森林公園ですが、とにかくたくさん歩くことになるため、妊婦さんには厳しい環境です。

目的のスポットを決めて効率よくまわり、ときには、園内バスも利用しましょう。

帰りの駐車場に戻るまでの体力も温存して、無理のないように楽しんでください。

幅広い年齢の子連れファミリーにおすすめ

赤ちゃんは、ベビーカーに乗って自然豊かな園内を散策するだけでもとても良い刺激になるはずです。

たくさん動ける子供たちは、アスレチックやエアートランポリンなどで思いっきり遊べます。

パパ・ママは、子供と一緒に遊んでも良いですし、園内の四季折々のお花に癒やされるのも◎。

国営武蔵丘陵森林公園は、家族みんなが体を動かして楽しめる公園です。