この記事は、

• 子連れのファミリー
• 妊婦さん

向けに、

• 妊婦さんが楽しめるスポット
• キッズが楽しめるスポット
• ファミリーが楽しめるスポット

であるかどうかの視点から、

ふなばしアンデルセン公園

をレビューしています。

なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。

ふなばしアンデルセン公園の基本情報

子どもの体力消耗ができる施設や遊具がたくさん

1日では遊びきれないほどの遊具や施設があり、子どもの体力消耗にもってこいの場所です。

わんぱく王国ゾーンには、中心部に芝生広場があり、芝生広場にテントを張り、場所取りをして、遊具やアスレチックで遊ぶことができます。

アスレチックは、幼児には難しいものが多いので、小学生以上の子どもが楽しめると思います。

大きなローラー滑り台もあり、高さを怖がらない子どもであれば幼児でもできます。ただ、混みあっている時期は、滑るための順番待ちの列ができているので、少し待つ必要があるかもしれません。

ボールのトランポリンもあり、沢山の子どもが遊んでいるので、小さな子はぶつかられて危ないかもしれないので注意が必要です。

夏には、水遊び場が充実しているので、水着を持ってきて水遊びを楽しんでいる子どもが沢山います。

水遊びができるにじの池は、幼児の膝丈くらいの深さがあり、キッズプールほどの広さがあるので、幼児に付き添う際に親も濡れても良い服装で行った方が良いと思います。服や下着の着替え、飲み物、タオルの持参は必須です。

芝生広場の横にはイベントステージがあり、不定期で曲芸パフォーマンス等のイベントが開催されており、観客席で鑑賞を楽しむことができます。

さらに、反対側にある花の城ゾーンのキッズガーデンの遊具は3歳までの幼児向けですので、小さなお子さんはそちらを利用すると良いかと思います。

また、自然が豊かなので、持ち帰りは禁止されていますが、虫網などを持っていけばカブトムシやザリガニを捕まえることもできます。小さな沼で自宅から持参したタコ糸やえさで、ザリガニ釣りをしている親子が沢山います。

屋内施設で工作も楽しめる

絵本や工作のできる屋内施設もあり、ゆったりと過ごせます。

子ども美術館では、子ども向けのワークショップが開催されていて、ものづくり体験ができます。その他にも、人形劇が見れたり、アンデルセン童話の衣装が着れるスタジオもあります。

童話館では、絵本が沢山置いてあり自由に読むことができます。また、こちらでも子ども用の椅子とテーブルが並べられているスペースで折り紙や塗り絵ができます。

園内で楽しめる場所が多く、屋外遊びに疲れたら、屋内で遊ぶ、と切り替えができるのが良いですが、施設間の移動距離が結構あるので、まだ長距離を歩けないお子さんは、ベビーカーやキャリーカートがあると良いと思います。

綺麗な景色に癒されて記念撮影を

メルヘンの丘ゾーンは、風車や手入れされた花壇が綺麗なので、写真撮影やお散歩におすすめです。季節の花が沢山植えられていて、さくらや薔薇、ひまわりの時期には写真を撮りに来ている方が沢山いました。お花の迷路もあり、子どもも楽しむことができるので、綺麗な景色をバックに家族で素敵な写真を撮ることができます。

園の中ほどにある太陽の橋から太陽の池を臨む景色も綺麗ですので、眺めていると癒されます。太陽の池でボートに乗るのも良いと思います。

子どもや赤ちゃん、妊婦さんに優しい施設

園内には子連れが多く、スタッフもみんな優しく、ミニカー乗り場等でも子どもに声をかけて見守ってくれます。

我が子が怪我をした際には、救護室で無料で消毒や絆創膏の応急手当をしてもらえました。100円でB型タイプベビーカーの貸し出しがあったり、売店に子どもの下着がサイズ展開豊富に売っていたりと、子連れにありがたいサービスがあります。

赤ちゃん連れが利用できる授乳室は、園内に４か所あります。おむつ交換台も十分な数があり、困りませんでした。来園時にサービスセンターの授乳室を利用しましたが、清潔ではあるものの古さは否めず、授乳スペースは椅子が並べてあるのみで椅子間にカーテンはなく、少し落ち着かなかったのが、残念なポイントでした。気になる方は授乳ケープを持参すると良いと思います。

園内が広く、座って休憩できるようなベンチの数が多いわけではないので、赤ちゃん連れや妊婦さんは、ピクニックシートやテントを持参して木陰で休めるように工夫すると良いと思います。また、芝生広場付近は、あまり日影がないので暑い時期の来園は避けた方が良いかもしれません。

トイレは至るところにあり、困りません。

ランチはピクニックを楽しもう

お弁当を持参して、芝生広場でピクニックを楽しむ家族が多くいます。近くには売店もあるため、売店でやきそばやカレーを買うことも可能です。その他に、園内にはレストランやカフェ、アイスクリーム屋さんもあるので、子どもが食べるものには困りません。

週末や夏休み、春休みの混雑は覚悟を

週末や長期休みの時期はとても混んでいます。

わんぱく王国ゾーンの芝生広場には日よけテントを張ることができますが、混雑する時期は朝一で行かないとスペースの確保が難しいです。スペースが確保できたとしても、テント間の距離が近すぎて、あまり落ち着かないかもしれません。

駐車場もすぐ満車になります。

また、混雑している時期には、迷子も多いように思います。園内スタッフが迷子の特徴を無線で連絡を取り合い、探しているところを何度か見ました。

混雑する時期については、アンデルセン公園のホームページ上に混雑予想カレンダーがあるので、事前に確認してみてください。ゴールデンウィークなどの大型連休の利用には日付指定チケットが必要なので、要注意です。

車で行くのがおすすめ

公共交通機関利用の場合は、最寄り駅からバスに乗る必要があり、あまりアクセスはよくありません。車で来て、日よけテントやカートを持参する家族が多いです。駐車料金は1日500円で、平日は混みませんが、土日祝日は混んでいて、停めるまで時間がかかるので、開園時間に間に合うように来園した方が良いと思います。開園30分前から駐車場は開いています。

遊び場の多いわんぱく王国ゾーンに行くには、北ゲートの駐車場に停めると歩く距離が近くて良いと思います。

リーズナブルなチケット利用料金

チケットは一般900円、幼児100円と安く、前売り券だと、さらに1割引で買うことができるので、お得です。近場の人は、数回行けば元が取れるので、発行日から1年間有効の年間パスポートの購入をおすすめします。年間パスポートは一般が3000円、幼児400円ですが、船橋市民だと一般2000円、幼児400円です。パスポートを購入すると、写真付きのカードを作ってもらえるので、子どもも喜びます。

園内には、ミニ鉄道やミニカー、変わり自転車などの乗り物があり、乗り物が好きな子どもも楽しむことができます。ヤギやモルモット、うさぎなどの動物ふれあい広場やポニー広場もありますので、動物好きの子も喜ぶと思います。ポニーの乗馬や乗り物は一回100円と良心的な値段で、お財布にも優しいです。

まとめ：船橋アンデルセン公園の総合評価

体力消耗にもってこいの子どもの楽園

子どもが遊ぶことができる施設や遊具、イベントがたくさんあり、飽きずに何度も通って楽しむことができます。園内は広く、子どもと一緒に走り回ることができるので、子どもの体力消耗や親の運動不足の解消が期待できます。

行く時期や季節、気温に注意を

日影があまりなく、園内は広いので、秋や春など季節が良い時期に行くのがおすすめです。

土日祝日は混雑を覚悟しましょう。開園時間と同時に着けば、駐車場や芝生広場の場所取りもしやすいでしょう。