この記事は、

• 子連れのファミリー
• 妊婦さん

向けに、

• 妊婦さんが楽しめるスポット
• キッズが楽しめるスポット
• ファミリーが楽しめるスポット

であるかどうかの視点から、

ミュージアムパーク茨城県自然博物館をレビューしています。

なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。

ミュージアムパーク茨城県自然博物館の基本情報

ミュージアムパーク茨城県自然博物館へのアクセス方法はほぼ車のみ

ミュージアムパーク茨城県自然博物館へのアクセスは、車が無難です。

駐車場は、無料で利用できます。

お盆や入館無料の日などは、混雑して満車になる場合もあるそうですが、通常日であれば問題なく駐車できます。

鉄道・バスでのアクセスもできますが、バスの運行本数は1時間に1本程度で、バス停からも10分〜15分ほど歩くことになります。

土日祝日は、乗り入れバスの運行もありますが1日3本で数が少ないため、時間通りに動くことが難しい小さなお子さん連れにはあまりおすすめできません。

満足感のある料金設定

ミュージアムパーク茨城県自然博物館の入館料は、本館と野外施設共通か野外施設のみかを選べます。

また、企画展が開催されているかどうかでも料金が変わります。

小学生から料金がかかりますが、本館と野外施設共通のチケットでも100円〜のためお財布には優しいです。

企画展の開催時は料金も少し高くなりますが、かなり濃い内容のものが見られるので、個人的には企画展おすすめです！

本館だけでなく野外の施設も広く、1日過ごせる満足感を考えると入館料はお得感たっぷりです。

※土日祝日と特定の日は事前に予約が必要になりますので、その点だけは注意してください。

年間パスポートもお得

お住まいが近くの方には、年間パスポートもおすすめです。

3回行けば元が取れてしまいます。

子育て支援パスポートやJAF会員証で割引の優待を利用すれば、さらにお得です。

企画展が新しく開催されるたびに行ったり、天気の良い日は野外の施設でピクニックをしたりするなど、年間パスポートを購入すれば気軽に行けるようになります。

無料入館日あり

春・夏・冬休み以外の毎週土曜日は、小中高生の無料入館日です。

学生の入館料は、もともとそれほど高くないですが、やはり無料になるのは嬉しいですよね。

その他に、春分の日（3月）・みどりの日（5月4日）・環境の日（6月5日）・県民の日（11月13日）は、サイエンスデーということで大人も無料になります。

入館無料の日は、とても混雑するので早めに行くことがおすすめです。

ベビーカーの利用も問題なし

ベビーカーの貸出は、現在中止しているようなので必要な方は忘れずに持っていきましょう。

博物館、野外施設のどちらもベビーカーを利用できます。

展示物のあいだなど場所によっては少し狭い場所もありますが、十分まわれるようになっていますので、小さなお子さん連れでも安心です。

野外施設は多少の起伏はありますが、舗装された道を通れば問題ないでしょう。

博物館と野外施設をすべてまわるとそれなりに広いので、ベビーカーはあったほうが楽だと思いますよ。

授乳室は広くて使いやすい

授乳室は博物館内に1箇所あります。

「ナーシングルーム」というお部屋で、個室ではないですが広くて清潔感があり使いやすいです。

この部屋でオムツ交換も可能です。

本棚があり、絵本が少し置いてありました。

下の子に授乳しながら、上の子に絵本を読んであげているお母さんを見かけましたよ。

混雑していなければ、ちょっとした休憩にも良さそうなお部屋です。

ただ調乳用のお湯などは設置がありませんでしたので、必要な方は準備していった方がよいかもしれませんね。

博物館は子供も大人も楽しめる

博物館と聞くと、小さな子供は早々に飽きてしまったり、最初から興味を示さなかったりしそうですよね。

しかし、ミュージアムパーク茨城県自然博物館は、説明や難しい展示物だけではなく、リアルなジオラマなど、子供が夢中になるような展示物がいっぱいあります！

中でも動く恐竜の展示は、子供たちにおすすめです。

鳴き声も聞こえるので、怖がる子もいますが迫力満点の恐竜は見応えがあります。

筆者の子のように、恐竜好きは大興奮してしまう展示です。

小さなお子さん連れの場合は、ひとつずつの展示物をじっくり見てまわるのは難しいかと思いますが、大人も十分楽しめる内容の博物館です。

筆者は子供が大きくなったら、次はじっくり見に行きたいなと思いました。

子供が成長し、理解できる範囲が増えていくとより楽しめるようになっていきそうです。

野外施設はちっび子の体力消耗にぴったり

博物館をまわった後は、ぜひ野外施設へ！

広い芝生や体験型の遊べる施設があったりするため、思いっきり体を動かせます。

池や植物など自然も豊かなため、虫や鳥が好きな子は観察などもおすすめです。

お散歩するだけでも、森林浴ができて気持ちが良いですよ。

散策していると、敷地内にはどんぐりの他にも色々な木の実が落ちていました。

子供は宝探しのように夢中になって木の実を探していましたよ。

たくさん遊び、たくさん歩けるので、子供の体力消費はバッチリです。

ちなみに、わが家はお弁当とレジャーシートを持参したので、芝生広場でピクニックしました！

天気の良い休日は、芝生広場に同じようなファミリーがいっぱいいます。

妊婦さんにもおすすめ

博物館内はベンチや展示を見ながら座れる場所もあるため、疲れたら休憩がしやすいです。

バリアフリーがしっかりとした施設で、足元は歩きやすく、エレベーターもあるため妊婦さんの移動も不安なくできると思います。

トイレの数も多いので、トイレが近い妊婦さんも安心です。

野外施設の方は、多少ですが起伏や舗装されていない場所もあります。

しかし、舗装された道だけでもまわれるため、足元に不安がある方は道を選べば問題ないかと思います。

野外施設の方もトイレの数は多いので心配いりません。

ベンチはエリアによっては無いところもありますが、腰をかけて休憩できそうな場所はいろいろあります。

自然いっぱいの環境でのんびり過ごすことは、妊婦さんにもよい気分転換になると思いますよ。

ガチャガチャあり

博物館の1階にミュージアムショップがあります。

お土産にも良さそうなグッズや鉱物、化石なども販売されています。

そのミュージアムショップの近くにガチャガチャコーナーもありました。

博物館にちなんだものばかりでしたので、興味のある子には魅力的かもしれません。

興味のない子への誘惑度は、低そうに感じます。

まとめ：ミュージアムパーク茨城県自然博物館の総合評価

お財布に優しい

駐車料金は無料で、入館料もお手頃です。

1日遊べる充実した施設で、とてもコスパが良いと思います。

そして無料の入館日などに利用すれば、さらにお得です。

お子さんが博物館に興味を持てるようでしたら、年間パスポートもとてもおすすめです。

晴れた日は1日コースがおすすめ

博物館は子供へ知的な刺激を与え、野外施設は体を動かしたり感じたりでき、よい影響を受けられる場所でもあります。

博物館と野外施設をすべてまわるには、1日かけることがおすすめです。

ぜひ、晴れた日はお弁当を持って遊びに行きましょう！

博物館で頭を使い、野外施設で体を動かし、子供がクタクタになるまで楽しめます。

赤ちゃん連れのファミリーでも楽しめる

博物館は赤ちゃんや小さなお子さん連れには不向きに思われますが、ミュージアムパーク茨城県自然博物館は、説明が理解できなくてもジオラマや化石などをただ見るだけでも楽しめます。

リアルな模型を怖がる子もいるかも知れませんので、その時はそのエリアだけ避けてあげましょう。

怖いものばかりでなく、可愛らしい動物などもありますので、きっと興味を持てる展示物もあると思います。

育児関連設備もありますので、安心して行ける施設です。

ただ、ベビーカーと調乳用のお湯が必要な方は持参することを忘れないようにしましょう。