ちびっ子と一緒に!横浜市保土ケ谷図書館【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】【神奈川】【横浜市】
- 横浜市立保土ヶ谷図書館の基本情報
- 鉄道・車・自転車 どれでもアクセスしやすい立地
- 駐車場・駐輪場は無料 台数には限りあり
- 各所にバリアフリーの配慮はあるが、授乳・休憩スペースはない
- 誰でもトイレは子どもの本のフロアにしかない
- 絵本・児童書の蔵書は豊富 おはなし会も年齢別に開催
- 人気の本は事前登録と予約を借りた本の返却は他の場所でもOK
- ちびっ子たちの体力消耗には向かいの川辺公園を利用しよう
- 徒歩圏内に区役所や子育てひろば、大型スーパーも
- なにより無料で過ごせることがメリット
- まとめ:保土ヶ谷図書館の総合評価
- 落ち着いた場所だがアクセスしやすいのは高評価
- 借りたい本は事前予約の活用を
- 遊びたい盛りのキッズには周辺施設の利用も視野に
ちびっ子と一緒に!横浜市保土ケ谷図書館【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】【神奈川】【横浜市】
この記事は、
- 子連れのファミリー
- 妊婦さん
向けに、
- 妊婦さんが楽しめるスポット
- キッズが楽しめるスポット
- ファミリーが楽しめるスポット
であるかどうかの視点から、
横浜市保土ケ谷図書館
をレビューしています。
なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。
横浜市立保土ヶ谷図書館の基本情報
鉄道・車・自転車 どれでもアクセスしやすい立地
横浜市には市民や通勤・通学の人が利用できる図書館が市内18区各区にあります。保土ヶ谷図書館はその1つ、保土ヶ谷区に立地する図書館です。相鉄線星川駅から徒歩4分、車の場合は国道16号線から程近く、横浜中心地からもアクセスしやすい図書館です。
最寄りの相鉄線星川駅は、横浜駅から快速なら1駅4分(各停4駅6分)。住宅地の多い落ち着いた立地のため、昼間の時間帯に駅前が混雑することはほぼなく、妊婦さんやキッズ連れには安心です。
駐車場・駐輪場は無料 台数には限りあり
図書館は公会堂と併設されており、駐車場は5台(ほか身障者用1台)あります。自転車・バイクの駐輪場所もあり、共に無料です。
駐車場は台数が少ないため休日には満車の場合もあるので、その際には少し離れた商業施設や区役所の駐車場が利用しやすいでしょう。「ホームセンターコーナン星川店」や「いなげや星川店」の駐車場なら、買い物のついでに無料で利用できます。また、2022年10月18日オープン予定の「イオン天王町ショッピングセンター」にも500台の駐車場ができるそうです。いずれも保土ヶ谷図書館から地図アプリ上で徒歩5〜6分の距離です。
各所にバリアフリーの配慮はあるが、授乳・休憩スペースはない
保土ヶ谷図書館は2022年で開館40周年となり、築年数を感じさせる部分は多々あります。図書館部分が建物の2・3階なので、階段利用の場合は負担感がある高さです。しかし、アプローチのスロープや館内のエレベーターなど、バリアフリーの配慮はなされており、ベビーカーでも問題なくアクセスできます。
トイレや机・椅子、もちろん蔵書も、それなりに年数を経たものが多いですが、図書を滅菌する機械が設置されていたり、年数の割には清潔に使える配慮はなされています。
一般図書のある3階には読書・勉強用の椅子と机、ソファースペースが余裕を持った数で配置されているので、妊婦さんでも負担なく利用できるでしょう。棚と棚の間隔も十分な広さがあります。児童書フロアの椅子は少なく、授乳ブースや親子で食事ができる休憩スペースはありません。
誰でもトイレは子どもの本のフロアにしかない
女性トイレには2階3階とも、ベビーキープ付きのブースと、男児用の小便器が設置されています。おむつ替えスペースのある「誰でもトイレ」は2階のみですが、保護者の性別に関わりなくおむつ交換が可能なのはありがたいですね。
絵本・児童書の蔵書は豊富 おはなし会も年齢別に開催
図書館カウンターのある2階が、絵本と児童書のフロアです。古い図書館ならではの、最近の書店の棚では見つからないような地元の昔話の全集などがあり、よく見て回るとおもしろい本が見つかります。また、絶版になってしまった絵本や児童書なども見つかることがあります。紙芝居も充実しており、小さいお子さんには日本の民話の紙芝居などの人気が高いかもしれません。
絵本や紙しばいの読み聞かせ、わらべ歌などの「おはなし会」は新型コロナの影響でしばらく休止していましたが、2022年9月現在は再開しています。人数を決めて予約制にしているので、事前にホームページで確認して申し込みましょう。
人気の本は事前登録と予約を借りた本の返却は他の場所でもOK
一方で、最近の蔵書はあまり充実していない部分もあります。人気の本は常に貸出中というのも理由でしょう。読みたい本がある場合には、まず市内の図書館でカードの登録をした上で、インターネットの蔵書検索ページ<https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/opac/>から予約をしてから利用するとスムーズです。一人当たり予約は6冊まで、貸し出しは10冊まで可能で、貸し出し期間は2週間です。もちろん子どもの名前のカードも作れますし、紙芝居も借りられます。
横浜市内の図書館では、市内の別の図書館へ借りた本を返却することができます。また、市内に数カ所「図書取次サービス」のできる場所があり、そちらへ返却することも可能です<https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/library/guide/tosho-toritsugi.html>。次の予約が入っていなければ、インターネットから延長利用の手続きもできます。
ちびっ子たちの体力消耗には向かいの川辺公園を利用しよう
大人にとっては無料でいろんな本が探せて便利な図書館も、遊び盛りの子どもにとっては長時間の滞在は苦痛ですよね。保土ヶ谷図書館から帷子川(かたびらがわ)を挟んで向かい側、川辺公園には、トンネル状の滑り台や、冬ならカモなどの野鳥が観察できる水辺があります。ブランコや滑り台、鉄棒、砂場といった一般的な遊具もあり、夏には屋外プールも開きます。
近くにはコンビニエンスストアもありますし、ベンチでお弁当やおやつを食べることも可能ですので、晴れた日の休憩や体を動かしての遊びには、公園を利用するとよいでしょう。
徒歩圏内に区役所や子育てひろば、大型スーパーも
郵便局や警察暑、区役所といった公共施設も近く、雨の日にも遊べる屋内の子育てひろばも区役所の近くにあります。また、前述の通り、徒歩で行ける場所にいくつかの商業施設がありますので、授乳や食事などはそちらの利用も考えると動きやすくなります。
ただ、遠くはないけれども少し歩く距離なので、「散歩して体を動かす」というつもりで回るのが気の持ちようのコツかもしれません。
なにより無料で過ごせることがメリット
図書館は、なにより「無料で過ごせる」ことが最大のメリットです。隣に公園があり、お金をかけずに半日を過ごせるのは、お財布にはとてもやさしいコースと言えます。近隣の商業施設は、交通機関の移動ルート上は「立ち寄らずに済む」場所にあります。最寄りの駅やバス停から歩いて来ても、キッズたちはほとんど誘惑を目にせずに済むので、出費を抑えたい時にはありがたい立地です。
まとめ:保土ヶ谷図書館の総合評価
落ち着いた場所だがアクセスしやすいのは高評価
保土ヶ谷図書館の最寄りになる相鉄線星川駅は、マイナーな駅ながらも横浜駅から数駅で混雑なく利用でき、駅前は派手な商業施設がないため、子連れには意外な穴場です。平坦地なので自転車でもアクセスしやすい点も、坂の多い横浜市内ではちょっとしたポイントの一つです。
借りたい本は事前予約の活用を
施設はかなり年季が入っており、蔵書も真新しいものばかりではありません。その分、年月を経たあたたかさがあり、珍しい本や紙芝居に出会えるかもしれないというのが、保土ヶ谷図書館の特徴です。また、市内の図書館はネットワークで蔵書を融通しあっているので、インターネットで予約すれば早ければ2日程度で受け取ることができます。返却の際は、別の図書館や図書取次サービスを行なっている場所も利用できます。
遊びたい盛りのキッズには周辺施設の利用も視野に
保土ヶ谷図書館の川向こうにほどよい大きさの公園がありますので、体を動かし足りないキッズはこちらにも立ち寄りましょう。乳児さんが安心して休める子育て広場も、保土ヶ谷区役所の近くにあります。ここまでの利用なら「無料」です。
さらに、買い物や食事なども一緒に済ませる場合や、駐車場が空いていない場合は、徒歩圏内にある大型のショッピングセンターやホームセンター、無料駐車場付きのスーパーマーケットなどの商業施設も利用するとよいでしょう。
キッズたちが吸い寄せられやすい誘惑を避けることもできる一方で、商業施設、区役所などの公共施設も近くにあり、いろいろなことをいっぺんに済ませたい場合には便利な場所です。