ちびっ子と一緒に!中村キース・ヘリング美術館【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】【山梨】
- この記事の要約
- 中村キース・ヘリング美術館の基本情報
- 中村キース・ヘリング美術館へのアクセスは電車か車で!駐車場も無料で便利
- アクセス情報
- 子育て関連施設は最小限
- 館内はまるで迷路のよう
- 子どもが喜ぶ屋上
- 屋上からショップ、ワークショップスペースへ
- キッズサイズも豊富なミュージアムショップ
- 併設するホテル「テルキーフォレスト北杜」
- 中村キースへリング美術館の総合レビュー
- 子どもも大人も楽しめるアートスポット
- ユニバーサルデザインで設計された施設なので快適
- 周辺に商業施設はなく子育て関連施設は最小限
ちびっ子と一緒に!中村キース・ヘリング美術館【子連れのお出かけ・キッズ遊び・妊婦楽しめるスポットレビュー】【山梨】
この記事は、
- 子連れのファミリー
- 妊婦さん
向けに、
- 妊婦さんが楽しめるスポット
- キッズが楽しめるスポット
- ファミリーが楽しめるスポット
であるかどうかの視点から、
中村キース・ヘリング美術館をレビューしています。
なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。
山梨県にある「中村キース・ヘリング美術館」は、建物丸ごと1棟に、キース・ヘリングの貴重な作品を集めたミュージアムです。
キース・ヘリングという名前はわからなくても、誰もが1度は目にしたことがあるイラストなので、美術館が初めての子どもも楽しむことができます。
森の中にあり、建物の中はまるで迷路のよう。美術館デビューにもおすすめしたい、子どもがわくわくできるミュージアムになっています。
この記事の要約
●中村キース・ヘリング美術館ってどんなところ?妊婦さんや子連れファミリーにも優しい美術館を紹介
●0歳から楽しめる、家族連れや妊婦さんの美術館デビューに最適!
●アクセスは少し不便ですが、車が便利!
●駐車場は無料ですが、少し離れています
●ユニバーサルデザインで車椅子やベビーカーも対応可能
●館内は迷路のようで、子どもたちも飽きずに楽しめる
●最後には屋上で開放的な空間も楽しめる
●ミュージアムショップやワークショップスペースも充実
●併設するホテル「テルキーフォレスト北杜」もおすすめ
中村キース・ヘリング美術館の基本情報
- 住所: 山梨県北杜市小淵沢町10249-7
- 開館日: 2007年7月8日
- 面積: 約1,000平方メートル
- 交通アクセス: JR中央本線「小淵沢駅」よりタクシーで約10分、中央自動車道小淵沢ICから車で約5分
- 特徴: 世界的に有名なアーティスト、キース・ヘリングの作品を専門に展示している美術館。彼の作品の多くはポップアートとストリートアートの融合が特徴で、鮮やかな色使いとシンプルな線描が特徴。子供から大人まで楽しめる展示が揃っている。
- 公式ウェブサイト: 中村キース・ヘリング美術館公式サイト
- 駐車場: あり(無料)
- 開館時間: 午前9時〜午後5時(季節によって変動あり)
- 休館日: 火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
中村キース・ヘリング美術館へのアクセスは電車か車で!駐車場も無料で便利
山梨県にある「中村キースへリング美術館」は、建物丸ごと1棟に、キースへリングの貴重な作品を集めたミュージアムです。
キースへリングという名前はわからなくても、誰もが1度は目にしたことがあるイラストなので、美術館が初めての子どもも楽しむことができます。
森の中にあり、建物の中はまるで迷路のよう。美術館デビューにもおすすめしたい、子どもがわくわくできるミュージアムになっています。
アクセス情報
コロナ禍を経て、最寄り駅の小淵沢駅と美術館を結ぶバスの運行がなくなってしまったため、アクセスは少し不便です。
最寄り駅はJR小淵沢駅、美術館までは駅からタクシーで10分ほどです。美術館から50mほど、小道を抜けた先に無料の駐車場があります。
地図で徒歩15分ほどのところに「道の駅こぶちざわ」があります。ここまではバスが出ている宿泊施設も多いので、わが家は道の駅から美術館までベビーカーで向かったのですが坂が多くかなり大変でした。
周辺は山道なので車以外で子連れの場合、駅からタクシーを利用することをおすすめします。
子育て関連施設は最小限
ベビーカーは入り口に預けてからの入館です。15歳以下は入館料無料で利用できます。
入り口にコインロッカーがあるので、必要なもの以外は預けて入場しましょう。
館内はユニバーサルデザインで設計されているため、通路は広く開放的な空間が広がります。館内に段差はなく、車椅子での鑑賞に対応しているので、幼児用車椅子の場合はそのまま入館することができます。
館内はバリアフリー対応ですが、子育て関連施設は最小限です。
おむつ替えシートを備えた多目的トイレがあります。授乳室はないので、来館前に済ませてから向かいましょう。
館内はまるで迷路のよう
館内には、暗い部屋や明るい部屋、傾斜がある廊下に階段と、キースへリングのポップな雰囲気を満喫できる作りになっています。
入り口を入ると下り坂になっていて、行く先にはネオンサインが光ります。
わが家は下の子がまだ2歳の時に初めて来館しましたが、館内がカラフルで入り組んでいるので飽きることなく楽しめました。
途中に床が傾斜した不思議な通路があったり、全面キースへリングの代表的なモチーフで敷き詰められた部屋があったりと、館内をどんどん探索して進みます。
1番広い展示スペースには、キースへリングを代表する大きなポップアートや立体作品が並びます。館内は一眼レフと動画の撮影は禁止ですが、携帯なら写真を撮っても大丈夫です。(一部のエリアを除く)
大型作品の奥には、キースへリングの生涯やアートに対する姿勢を記録したドキュメンタリースペースがあり、その生き方を知るとより、彼のアートを深く楽しめるようになるはずです。
最近はキースへリングの作品とユニクロなど、気軽に手に入れられるショップとのコラボ商品がたくさんあります。訪れる前にアイコンとなるイラストを子どもに見せておくと、館内で見つけたときの喜びがぐっとアップするのでおすすめです。
子どもが喜ぶ屋上
迷路のような館内を進むと、最後は屋上「空のステージ」にたどり着きます。
小淵沢はとても空気が澄んでいて、森の中にある立地もあって、とても開放的で気持ちの良い空間が広がります。
屋上は、子どもたちもついつい走り回りたくなるような広場になっていますが、床はコンクリートなので、よちよち歩きのお子さんは注意しながら見守りましょう。
キースへリング美術館は、他の美術館に比べて子連れウェルカムな雰囲気です。
山奥という立地もあって、混雑することもあまりないようで、いつ訪れてもゆっくりと作品を鑑賞することができます。
作品がカラフルでポップ、かつ美術館が小規模なこともあり、子どもでも飽きずに最後まで楽しむことができました。施設はゆっくり楽しめば1〜2時間ほど、子どもと駆け足で30分ほどで満喫できるくらいの広さです。
屋上からショップ、ワークショップスペースへ
建物が不思議な作りになっていて、屋上の先にはミュージアムショップとつながる子どものワークショップスペースへとつながっています。
ワークショップスペースには、キースへリングの有名なアートを模した小さな椅子にテーブルが用意されていて、子ども用のワークシート(ぬりえ)で自由にお絵描きを楽しむことができます。
ワークシートには「何に見えるかな?」「どんなことをしているかな?」とアート作品に関連したクイズも掲載されています。
作品を見たあとで、親子で一緒に作品を振り返ることができるような構造になっていて、子どもの想像力も広がる、良い時間を過ごせるスペースです。
キッズサイズも豊富なミュージアムショップ
最後は、大人が嬉しい大ボリュームのミュージアムショップが待ってます。
実は、キースへリングは自分のアートが特定の人のものにならないように、という理由でアーティストにはめずらしくグッズの製作にも力を入れていたアーティストです。
ベビーサイズのロンパースやキッズサイズのTシャツ、布絵本やマグネットのおもちゃなど、以外にも子どもに関連した商品が多いことに驚きました。Tシャツは親子でおそろいにすることもできます。
ワークショップスペースに置いてあるアートモチーフの椅子や、館内に飾られているポップな小物も販売していて、ついついお土産にたくさん買いたくなってしまうかわいさです。
併設するポップなカフェは、大きなガラス張りで開放感たっぷりです。作品に囲まれながらお茶を飲んだりアートブックを眺めたり、ぜひ子どもとアート作品を振り返りましょう。
併設するホテル「テルキーフォレスト北杜」
美術館のすぐ横に、こだわりの6部屋の客室が用意されたホテル、テルキーフォレスト北杜を併設しています。
おしゃれな外観は、美術館と同じ北川原温氏の設計です。
残念ながら本館は子連れNGのため、子どもと泊まれるのは別館になります。
ホテルロビーにはキースへリングの作品が飾られていて、エレベーターや壁面など、いたるところにアートがほどこされています。
ホテル宿泊者は、美術館を無料で利用できるので、アートを満喫したいというファミリーにおすすめのリゾートです。
美術館のまわりの散歩道はこのホテルがある「小淵沢アートヴィレッジアンドスパ」の敷地内ですが、周辺は自由に散策することが出来ます。
紅葉の時期は森の中の景色が本当に美しいので、カメラ好きなママやパパにはもってこいの撮影スポットになります。
こちらの敷地はベビーカーでも入れるので、気候の良い時期には合わせて散策をおすすめします。
中村キースへリング美術館の総合レビュー
中村キースへリング美術館は、子連れファミリーや妊婦さんに優しい施設です。
カラフルでポップなキース・ヘリングの作品が中心で、子どもも大人も楽しめます。
建物は迷路のような設計で子どもたちがわくわくしながら探索できます。
ユニバーサルデザインが施されており、ベビーカーや車椅子でも快適に鑑賞可能です。
アクセスは少し不便ですが、駐車場は無料です。
館内にはベビーカー置き場やおむつ替えシート付きの多目的トイレがありますが、授乳室はありません。
ショップやワークショップスペースもあり、子ども向けのアクティビティも充実しています。
併設のホテル「テルキーフォレスト北杜」と合わせてゆったり過ごせる点も魅力です。
子どもも大人も楽しめるアートスポット
子どもが騒いでも気兼ねなく楽しめる、美術館デビューにおすすめしたいスポットです。
Tシャツなどのグッズで馴染みのあるイラストなので、子どもの関心も惹きやすい作品が多く、飽きることなく楽しめます。
ユニバーサルデザインで設計された施設なので快適
館内は車椅子でも鑑賞ができるバリアフリー設計です。段差などもないので、よちよち歩きの子どもでも安心して歩かせながら鑑賞することができます。
開放的な空間で、作品がより身近に感じられるのも迫力満点で魅力的です。
周辺に商業施設はなく子育て関連施設は最小限
子育て関連施設は最小限です。授乳などは事前に済ませてから、必要なものは持参して向かいましょう。
駐車場は少し離れたところにあるので、ベビーカーで入り口まで向かい、大きな荷物はロッカーに預けての鑑賞をおすすめします。