クルックフィールズのレビュー情報~【ちびっ子と一緒に】シリーズ~キッズや妊婦さんがいる家族向けに、遊びスポットの情報をレビュー【関東】【千葉】

- クルックフィールズの基本情報
- クルックフィールズへのアクセスは車や高速バスで!無料駐車場も完備
- メンバーシップに登録すると施設利用料がお得に
- ベビーカーは要注意
- 子育て関連施設
- 施設内には大型遊具や広場も
- アクティビティに参加しよう
- 子どもと環境について学べる貴重なスペース
- お洒落な宿泊施設cocoon
- 夏にはキッズフェスティバルを開催
- クルックフィールズの総合評価
- 食べること、生きることを考えられる貴重な施設
- 子どもが飽きない大型遊具
- 乳幼児連れにはやや不便
クルックフィールズのレビュー情報~【ちびっ子と一緒に】シリーズ~キッズや妊婦さんがいる家族向けに、遊びスポットの情報をレビュー【関東】【千葉】
この記事は、
- 子連れのファミリー
- 妊婦さん
向けに、
- 妊婦さんが楽しめるスポット
- キッズが楽しめるスポット
- ファミリーが楽しめるスポット
であるかどうかの視点から、
クルックフィールズをレビューしています。
なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。
クルックフィールズは千葉県木更津市にある、農業・食・アートをテーマにした体験型複合施設です。Mr,Childrenなどの楽曲を手がけた音楽プロデューサーとして有名な小林武史が総合ディレクターを勤めているだけあって、今までにないお洒落な空間となっています。
クルックフィールズの基本情報
- 住所: 千葉県木更津市矢那2503
- 開園日: 2019年秋
- 面積: 約30ヘクタール(約9万坪)
-
交通アクセス:
- 車: 館山自動車道「木更津北IC」より約15分
- 高速バス: 東京駅八重洲口・渋谷マークシティ・横浜駅発の高速バスが「かずさアーク」バス停に停車。バス停からタクシーで約5分、または徒歩約30分
-
特徴:
- 「農業」「食」「アート」をテーマにしたサステナブルファーム&パーク
- 草間彌生氏などの現代アート作品が点在
- オーガニックファーム、酪農場、養鶏場を併設し、食の循環を体験
- 宿泊施設「cocoon」や「タイニーハウスビレッジ」での滞在が可能
- 公式ウェブサイト: クルックフィールズ公式サイト
- 駐車場: あり(無料、約350台収容)
- 開園時間: 10:00〜17:00
- 閉園日: 火曜日・水曜日(祝日の場合は営業)
クルックフィールズへのアクセスは車や高速バスで!無料駐車場も完備
都心からは、東京湾アクアラインを降りてから20分ほどで到着します。
ただし、アクアラインは土日祝日はかなり渋滞するので、時間には余裕を持って向かいましょう。
特に土日祝日の夕方以降の混雑は必至です。
施設は17時までの営業ですが、混雑を回避するなら15時頃までの出発をおすすめします。
施設の近くは、自然豊かなエリアなので、辿り着くか不安になりますが、少しすると「クルックフィールズ」と書かれた看板が見えてくるはずです。
施設内には、350台駐車可能な無料の駐車場があります。
メンバーシップに登録すると施設利用料がお得に
施設利用料は大人500円、小学生300円、利用料以外に保全料大人300円、小学生100円がかかります。
クルックフィールズには、メンバーシップ制度があり、年会費を払うことで利用料が無料、保全料がお得になります。
さらに千葉県民なら、年会費500円を支払えば、年間何度でも、保全料300円のみで利用可能になります。
近くに住んでいる人は検討してみてください。
ベビーカーは要注意
施設はできるだけ自然のままの雰囲気を残すため、舗装されていないエリアが多いです。
ベビーカーで入場することはできますが、場所によってはかなり進みづらいと感じました。
わが家は2人乗りベビーカーで訪れたので、走行性が悪かったこともあり、地面が土のエリアではかなり苦戦しました。
悪天候の日は特に、抱っこ紐の利用をおすすめします。
ただし施設内にあるカフェやショップエリアではベビーカーがあると便利(キッズチェアはありません)です。
天候にもよりますが、赤ちゃん連れの場合は抱っこ紐と使い分けて楽しむのが過ごしやすいでしょう。
芝生広場もあるので、よちよち歩きの赤ちゃんを歩かせることもできます。
子育て関連施設
エントランスからすぐのところにあるセンターハウスにおむつ替えシートがあります。
また、キャンプ用の個室シャワールームの1室を授乳室として利用することが可能です。
カフェやレストランに子ども用の椅子や食器の用意はありません。
施設内はどこも清潔ですが、子育て関連施設や設備は最小限なので、必要なものは持参しましょう。
また、サステナブルをテーマにした施設なので、施設内にプラスチックごみの出るペットボトルやスナック類の持ち込みができません(自動販売機の設置もありません)。
スタッフの方に確認したところ、離乳食のパックの持ち込みはokでしたがプラスチックごみは持ち帰りをお願いしているとのことでした。
自然豊かな施設なので、虫よけスプレーだけは忘れずに持参しましょう。
施設内には大型遊具や広場も
クルックフィールズ内は、東京ドーム4個分の広さの農場の中にアートや遊具が散りばめられています。
全体が1つの村のような雰囲気になっていて、自由に散策して楽しむことができる施設です。
巨大なブランコやすべり台、ジャングルジムやシーソー、ボルダリング遊具などが設置されているので、手ぶらで行っても十分楽しめます。
施設の中に小川が流れていたり、小さな山があったり、子どもたちはあちこちを走り回って楽しんでいました。
めいっぱい遊べるように汚れても良い服装で訪れることをおすすめします。
施設内には、クリエイティブパークというエリアがあり、柔らかいボールやフリスビーなど、他の来場者の迷惑にならない遊具であれば使用可能です。
アクティビティに参加しよう
初めて訪れる人には、施設をいいとこどりで楽しめるクルックフィールズツアーがおすすめです。
1人1000円の別料金ですが、1時間かけてスタッフさんと一緒に農場をまわります。
飼育している動物や、植えてある植物の解説、施設内で行われているエコな取り組みなど、参加するメンバーに合わせて解説してくれるので子どもでも楽しめるツアーです。
またツアーに参加すると、普段は見ることができない草間彌生さんの作品「無限の鏡の間-心の中の幻」の内部も見学できる特典付きです。
他にも、産みたての卵を食べられる養鶏場のツアーや動物のエサやり体験、スワッグ作りや野菜の収穫体験など。
季節に合わせてさまざまなアクティビティが企画されています。
子どもにとっても貴重な経験になるアクティビティが豊富なので、訪れる前にぜひチェックしてから向かいましょう。
アクティビティは事前予約制ではないので、当日カウンターでの申し込みが可能です。
ちなみに関東で水牛が見られるのはクルックフィールズだけとのことでした。
子どもと環境について学べる貴重なスペース
クルックフィールズは、「サステナビリティ」や「自然共生社会」など、言葉では分かりづらい環境について、体験しながら学べる施設になっています。
たとえば、施設内で使われる水は井戸水をくみ上げ、浄化させて使用していたり、レストランで提供される食材はクルックフィールズの農場で作られているものであったり。
他にも農作物を害虫から守るためのビオトープが作られていたりと、環境に配慮した様々な取り組みを目にすることができます。
また施設で使われる電力のほとんどは、場内に設置された巨大なソーラーパネルで発電されたものです。
実際に設備を見たり、食事をしたりしながら環境や食について考える機会ができる施設になっています。
お洒落な宿泊施設cocoon
cocoonは2022年秋、クルックフィールズにオープンした新しい宿泊棟です。
宿泊者限定のファームツアーや、ツアーで取れた食材を使ったスペシャルディナーなども体験できます。
ファームツアーでは、シェフからリクエストされた食材を農園から摘み取ったり、その日取れたてのミルクで作ったチーズを楽しんだりと、食事までの時間も楽しめます。
また宿泊者限定で、普段は日中にしか公開されていない地中図書館が夜間開放されます。
昼間の一般公開とはまったく違う雰囲気の図書館でゆっくり読書を楽しむことができ、とても贅沢な時間になりました。
cocoon以外に、トレーラーハウスへの宿泊も可能です。
秘密基地のようでとても楽しそうですが、トイレとシャワーの際にはセンターハウスまで移動が必要です。
おむつが取れた幼児連れにはトイレが遠く不便なので、小学生以上の利用をおすすめします。
どちらに宿泊しても、朝ごはんはバスケットに入れてテイクアウトが可能です。
クルックフィールズ内の好きな場所でピクニック気分で食べる朝食は、本当においしかったです。
ただし、こちらもサステナブルをテーマにしている施設なので、ホテルにアメニティ類はありません。
夏にはキッズフェスティバルを開催
毎年、夏休みにはキッズフェスティバルが開催されます。
事前予約制ですが、生き物の観察ツアーやピザづくり、廃材を使った製作など、夏の思い出になるプランが豊富に用意されています。
また、夏季限定で手持ち花火が楽しめるエリアも登場。
打ち上げ花火以外であれば、好きな花火を持ち込んで楽しむことができます。
クルックフィールズには、天蓋付きのBBQエリアもあるので、そちらも合わせて夏の思い出作りに最適な施設となっています。
クルックフィールズの総合評価
食べること、生きることを考えられる貴重な施設
遊びながら環境についてや、食べること、生きることについて学べる農場です。
大人も人と自然が共存するということの意味を、改めて考えさせられる施設でした。
子どもが飽きない大型遊具
すべり台や遊具は大型で、子どもも飽きずに楽しむことができます。
また遊具は一カ所ではなく、あちこちに散らばっているので散策しながら、アートや遊具を探しながら自然の中を探検できるのも魅力的です。
乳幼児連れにはやや不便
おむつ替えシートはセンターハウスにしかないので、乳幼児連れには不便に感じました。
舗装されていない道や階段が多いので、ベビーカー移動の場合は大人2人以上で訪れることをおすすめします。
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