この記事は、

• 子連れのファミリー
• 妊婦さん

向けに、

• 妊婦さんが楽しめるスポット
• キッズが楽しめるスポット
• ファミリーが楽しめるスポット

であるかどうかの視点から、

東京都水の科学館をレビューしています。

なお、この記事を含む【ちびっ子と一緒にシリーズ】の評価軸や評価方法は「キッズ遊びスポットのレビュー方法と評価基準」をご参照ください。

東京都水の科学館の基本情報

• 住所: 東京都江東区有明3-1-8
• 開館日: 1997年
• 面積: 約5,000平方メートル
• 交通アクセス:
  • ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」より徒歩約8分
  • りんかい線「国際展示場駅」より徒歩約8分
  • 都営バス「武蔵野大学前」下車徒歩約3分
• 特徴: 東京都水道局が運営する体験型ミュージアムで、水の不思議や大切さを科学の視点で紹介。館内には「アクア・トリップ 水のたびシアター」や「アクア・ラボラトリー」などの展示があり、実際の給水所を見学できる「アクア・ツアー」も実施。
• 公式ウェブサイト: 東京都水の科学館公式サイト
• 駐車場: なし（一般の方は公共交通機関をご利用ください）
• 開館時間: 午前9時30分〜午後5時（入館は午後4時30分まで）
• 休館日: 月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始（12月28日〜1月4日）

東京都水の科学館へのアクセスは公共交通機関が便利！駐車場はありません

最寄り駅からは少し遠い

東京都水の科学館の最寄り駅は、りんかい線の「国際展示場駅」、またはゆりかもめの「東京ビッグサイト駅」です。

どちらの駅からも徒歩8分とホームページには記載されています。

しかし、実際には子連れということもあり、もう少しかかった気がします。

駐車場がないため不便

子連れにはとても不便なのですが、一般の人が利用できる専用の駐車場がありません。

車で行く場合は、近隣の有料駐車場を利用します。

ですが、場所的に駐車料金は少々高めの設定です。

駐車場を利用する場合は、事前に場所と料金をチェックして行くことをおすすめします。

入館料無料でお財布に優しい施設

東京都水道局が運営する科学館で、入館料は無料です。

事前の予約なども特に必要ありません。

一部、整理券が必要なものもありますが、基本的には自由に見学ができます。

ですので、お台場など周辺にある観光スポットへ遊びに行ったついでに立ち寄ってみるということもしやすいです。

わが家も、初めて東京都水の科学館へ行ったときは、他の場所で遊んで時間に余裕があったので寄ってみたという感じでした。

お金がかからないので、時間がそれほどなくても少し見てみようか！というくらい気軽な気持ちで行けました。

簡易的な授乳室があり

入口入ってすぐのところに授乳室があります。

授乳室を利用したいときは、インフォメーション（受付窓口）へ声をかける必要があります。

後付で作られたのかな？というような簡易的なスペースです。

入口のカーテンは二重になっていました。

中には、長椅子があり、きちんと清掃されていて清潔感がありました。

オムツ替えは多目的トイレを利用

授乳室にオムツ交換台はありません。

オムツ替えは、1階のエレベーター横にある多目的トイレでできます。

おそらくこの場所にしかオムツ替えができるスポットはありませんので、混雑時は待ち時間が発生するかもしれません。

3階まである施設にオムツ交換ができるスペースが1階にしかない点は、少々不便に感じます。

ベビーカーのレンタルはなし

ベビーカーの貸出はないようです。

ベビーカー置き場が入口付近にあり、筆者が行ったときにも何台かのベビーカーが置いてありました。

立地とアクセスの方法から、ベビーカーを使用する子連れファミリーは多いのだと思います。

館内には、エレベーターがありますのでベビーカーのまま見学することも可能です。

ですが、自分で歩ける子はベビーカーを置いて館内をまわる方が楽しめると思いますよ。

コインロッカーが無料で使える

子連れでのお出かけは、いろいろと荷物が多くなり、ずっと持っているのはなかなか大変ですよね。

荷物をコインロッカーに預ければ楽になるけど、お金がかかるのはちょっと…と思いいつも重い荷物に耐えている筆者ですが、なんと東京都水の科学館にあるコインロッカーは100円を入れますが利用後にお金が戻ってくるタイプでした！

ですので、躊躇なくコインロッカーを利用しました。

荷物の多い子連れファミリーには、嬉しいポイントですよね。

コインロッカーは、入口にありますよ。

とりあえず必要ではない荷物は預けて身軽になって館内を見学するのがおすすめです。

休憩スペースでのみ飲食が可能

館内は飲食禁止ですが、1階の1番奥のスペースにあるアクア・ショーケースと屋外のベンチや芝生広場でのみ飲食が可能です。

アクア・ショーケースには、テーブルやソファーがあり、休憩スペースとなっています。

ここには、自動販売機もありました。

食べ物の販売はありませんので、昼食などが必要な場合は簡単に食べれるものを事前に用意しておくか、どこか違う場所へ食べに出るしかないです。

（少し歩くといろいろありますが、すぐ近くに飲食店はない印象です。）

アクア・ショーケースはそこそこ広いスペースで、主に1階のアクアパークで遊ぶ子供たちの保護者の休憩場所となっているようでした。

子供が水遊びをする中、見える場所で座って見守れるのは助かります。

妊婦さんでも安心して見学できる施設

東京都水の科学館は、3階まである施設ですが、エレベーターがありますので妊婦さんが見学するのに困ることはないかと思います。

トイレも各階にあり、清掃が行き届いていますので、トイレの近い妊婦さんも安心です。

館内の見学だけでしたら、ゆっくり見ても1〜2時間で十分まわれてしまいますので、妊婦さんの負担も少ないです。

子どもが楽しめる水遊びが1年中できる

1階にあるアクア・パークは、1年中水遊びができるエリアです。

じゃぶじゃぶ水の中に入るわけではなく、テーブル状の大きなプールで水遊び用のおもちゃやじょうろなどを使って自由に遊べるようになっています。

そして、そこには水鉄砲や中に入れるドームがあったりと、いろいろな遊びもできて、子どもたちに大人気のエリアです。

タオルや着替えはあったほうが良い

小学生くらいになるとびしょ濡れにならずに遊べるかもしれませんが、小さな子ですとプールの高さが胸より高くなってしまい、遊んでいると全身濡れる可能性があります。

また、派手に遊ぶ子がいるととばっちりで被害を受けることもあります。

（筆者は、他所の子が激しく遊ぶ水しぶきで服が濡れました･･･涙）

周りには、気をつけて遊ぶようにしましょう！

夏なら多少濡れたままでもいいですが、冬はそのままでは風邪をひいてしまいますので、念の為にタオルや着替えは持っていったほうが良いと思います。

子どもの体力消費はそこそこ

ガッツリ体を動かすことは少ないですが、水遊びをしたり、体験展示があったりするので、子どもの体力消費はそこそこ望めます。

筆者の子どもたちは、1時間以上アクア・パークで遊んでいましたし、展示エリアにあるゲームや実験を体験したりとかなり満喫できました。

ガチャガチャの誘惑はなし！

ガチャガチャはありませんでした。

子どもが欲しがるようなものの販売もなく、有料であったものは自動販売機くらいでした。

まとめ：総合評価

お金を使わず楽しめるとってもお得な施設

東京都水の科学館まで行くための交通費（電車賃や駐車料金）はかかりますが、それ以外にお金はかかりません。

入場料は無料ですし、体験などにも費用が発生しないので、お金の心配がいらないのです。

それなのに、子どもも大人も楽しみながら水について学べる展示が充実していますし、小さな子でも遊べるエリアがあり、とても充実した施設です。

1日遊ぶにはもの足りませんが、周辺の観光スポットと合わせて行くのにピッタリな場所です。

筆者は、休日に何回か遊びに行っていますが、それほど混雑している印象はありません。

ですので、都内の子連れ穴場スポットだと思っています。

必要な育児関連設備は整っている

少々不便なところもありますが、授乳室もオムツ交換スペースもありますので、赤ちゃん連れでも問題なく過ごせます。

100円が戻ってくるコインロッカーに荷物を預けることができますので、水遊びで濡れることを想定して着替えを持っていくことをおすすめします。

小さな子が楽しめる工夫がたくさんある魅力いっぱいの施設ですので、ファミリーでのお出かけにとてもおすすめです。